土地家屋調査士試験(③学習の流れ)
下記の流れで学習をします。
①測量士補に合格する。(学習時間約半年でOK)
午前試験免除を手に入れる為、先に合格してください。
午前の試験は難易度にバラツキがあり、年度によってはかなり難しいです。試験時間が常に足りない午後の試験用の体力を消耗しない為にも午前は免除が必須。
②択一式の学習をする。(合格するまでずーーっとやる必要あり)
択一式は過去問対策をすると、6割ぐらい(20問中12問)は得点になります。ただし、なかなか難易度の高い問題も多いので、理解しながら進める必要があります。択一を制すると合格まで近づきます。目標は20門中17問以上。
③記述式土地の計算をマスターする(半年~1年ぐらいでマスターできる)
土地の計算は、数学苦手意識のある方は大変なイメージがあるかもしれませんが、パターン数は限られているので、パターンを意識して複素数のやり方をマスターすればOKです。
④記述式土地の申請書と図面をマスターする。
・土地の申請書はパターンが少ないので比較的に楽です。
相続の場合、代位が狙われます。
・図面は定規の使い方を覚えればあとは簡単です。
⑤記述式建物の図面をマスターする。
・各階平面図は比較的に簡単ですが、区分建物の周回の長さの計算はしかかり覚えることが必要です。
・建物図面も区分建物の場合の点線、一点鎖線を覚えておくといいでしょう。
⑥記述式建物の申請書をマスターする。
建物の申請書は区分建物もある為、パターンが多いので、しっかり覚える必要があります。土地よりも長い時間をかけてしっかりやる必要があります。
⑦時間配分を決めておく。
択一式 30分ぐらい(スピード重視)
この時間で終わらせると記述が楽になります。以下スピード重視のポイントです。
・ 民法3問がぱっと見で難しそうなら、後回しする。
・〇✖の組み合わせ問題は「文章が短い肢」から検討しすべての肢を検討せずとも正解を見極める。
・最後の2択で迷った時にはどちらかを選んで終わり。時間を使っても正解はわからない(正答率は上がらない)ので、時間は記述にとっておく。記述は時間があれば、図面を書くなどできるから部分点が確実にとれるからです。
土地 80分ぐらい
計算量によりますが、面積計算は必ず関数電卓の機能を使用すること。
建物 40分ぐらい
土地と難易度を比較してやりやすいほうからやってOK。