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グラディウス打撃部隊を使おう Let's play Gladius Task Force

『ウォーハンマーはマリーンにはじまり、マリーンに終わる』
『マリーンはグラディウスに始まり、グラディウスに終わる』
と、言われています。(※要出典)
グラディウス打撃部隊(以下グラディウス)は10版で最初に登場した(インデックスの)マリーンのデタッチメントルールですが、その後様々なデタッチメントルールが登場した現在(2024/08)においても、他より高い勝率を誇っています。(goon hammer流し読みによる俺調べ)
パーリアネクサス環境では、アサルトを持っていてもアクションができなくなったため、撃滅ドクトリンが弱体化しましたがそれでも強いです。

グラディウスを使ったり使われたり(そしてボコられたり)して、こうやって使うといいんじゃないかなーと思ったことをまとめてみました。間違いや、分かってねーという異論などありましたら遠慮無くコメントくださいませ。

■ドクトリン
グラディウスは自ターン指揮フェイズにドクトリンをひとつ選んで全ユニットに適用できます。どれも移動にまつわる能力です。

Devastator Doctrine / 撃滅ドクトリン 全力移動後、射撃できる。

Assault Doctrine / 強襲ドクトリン 全力移動後、突撃できる。

Tactical Doctrine / 戦術ドクトリン 退却後、射撃・突撃できる。
 ※レフテナントが合流した時の能力と同じ。

この全てが有用です。
ドクトリン使ったっけ? 今は何ドクトリンだっけ? という管理が面倒なので、自分はカード化して今何ドクトリンか分かるようにしています。
ドクトリン名はマリーンの兵科(バトルライン=戦術 Tactical、近接支援Assault、火力支援Devastator)から来てるようですね。それなら火力支援ドクトリンとかにしてくれたら分かりやすいのに……。

ウォーハンマーやってる人はカードゲームもやってるだろうから(偏見)
スリーブやカードは家に売るほどあるはず。

■ドクトリンはいつ、どれから使うのか
もちろんケースバイケースですが普通は第1バトルラウンドから使います。
ドクトリンは自軍全ユニットに有効であり、第1バトルラウンドが一番、戦力が充実しているためです(この先は減るばかりだから)。
※縦深や予備戦力で、第2バトルラウンドの方が戦力が多くなったりもするけどおいとこう。
※リヴァイアサンの時は、副次とるように撃滅ドクトリンをとっておくとか聞いたことあるけど、パーリアネクサスの時代は関係ないです。

・先行の時
自軍が先行の場合は、最初のターンにDevastator Doctrine / 撃滅ドクトリン を使い、Fire Discipline / 規律ある射撃(旧ボルター規律)をぶっ放します。(いわゆるアルファストライク)。
節目&会心ヒット&連続命中1&5+クリティカルはこのゲームにおける最大殺意攻撃です。Devastator Doctrine中にFire disc.を使えばどんなユニットも落とせます。落とせるんじゃないかな。たぶん落とせる。落とせるようにロスターを組むんだよ! 具体的にはバイオロジスとボルターアグレッサー6体、またはレフテナントとヘルブラスター10体、またはバイオロジスとエラディケイター6体です。
※海外記事とかでハーマシストと書かれているのはバイオロジスのことです。薬剤師(pharmacist)とharmをかけてる、薬剤師/ヤクザ医師みたいなダジャレですね←これが言いたかった。

相手が遮蔽をとってたら策略 火力の嵐を併用します。貫通も上がります。
※気楽に貫通を上げる手段が多いのも、グラディウスの強みです。対マリーンは遮蔽+軽蔑の鎧を必ず使ってくるのでこれを無効化しましょう。
もちろん、相性しだいで落とせないユニットはあるので、その場合は攻撃しちゃダメです。

当然Fire disc.がついているユニットは絶許であり真っ先に狙われるので、ほとんどのゲームでは寿命が1ターンなのですが、これを延命させて、Fire disc.を2回以上使うことが目標です。

・後攻のとき
時と場合によりますが、自分が後攻の場合は、白兵が届く事が多いので、Assault Doctrine / 強襲ドクトリンを使って殴りにいきます。Fire disc.持ちユニットは(生きてたら)、指揮フェイズ中、忘れずに策略Adaptive strategy/柔軟な戦略を使ってDevastator Doctrineに切り替えます。
※絶対忘れるので手の甲に「指揮フェイズに柔軟な戦略」と、書いておきましょう。
※相手が白兵アーミーの場合など、白兵したくない時はDevastator Doctrineで射撃をしてもOKですが、マーカーは踏むようにしましょう。

白兵時は、策略honour the chapter / 戦団の栄誉を忘れないで下さい、ランスによるウーンズ+1とAP1向上があります。
※白兵に入る前、ピストル撃つ前にグレネードを忘れないで下さい。手の平とジャンプアサセッサーのデータシートに「グレネード忘れるな」と書いておきましょう。

■「そんなこと言われても、アルファストライク難しいよぅ……1Tから撃てない……」
→初期配置で、1ターン目からFire Disc.ユニットが射撃できる位置に置きましょう。輸送も使おう。
「そんなとこに置いたら、先攻とられて撃たれちゃう(突撃されちゃう)よぅ……」
→こっちは撃てるけど、撃たれない位置に置きましょう(廃墟の裏)
「そんな都合のいい場所ないよぅ……」
じゃあもう気合いで先行とれよ!(斥候もってる安いユニット=スカウトを前に出して進路を妨害しましょう)
※ジーンスティーラーがたくさんいたらあきらめよう

■Fire disc.を延命させる
Squad Tactics/分隊戦術 と輸送を使ったトリックがあります。敵軍移動フェイズで敵ユニットが9mv以内に近づくとD6mv移動できますが、これで輸送に乗り込みます。(輸送から降りるのは3mv以内なので、降りて移動していなければダイス目にかかわらず乗車できます)
※降車時は3mv以内に『全体がおさまる』ですが、乗車の時は『ユニットの全ての兵が輸送の3mv以内で移動を完了』していれば乗車できるので、完全におさまっていなくても全ての兵が3mvにひっかかっていれば乗車できます。

つまり、グラディウスを相手にする場合は輸送のそばにいるユニットの9mv以内に近づいてはいけません。
※相手が知らなそうなら教えてあげると親切です。オルクが相手だと「そんなことはわかっとる! わかっとるがやらにゃあ、あかんのじゃあ!」と言って近づいてきてくれます。遠慮無く交番(輸送)に飛び込みましょう。

輸送のそばにいなくても、廃墟の裏に隠れたり、白兵アーミー相手にチャージ距離を数mv遠ざけることができるのでかなり有用です。
白兵アーミー相手の場合は、英雄的介入で先手もちのユニットをぶつけるのも有効です(もうグラディウス関係ないですが)。具体的にはライオン・エル・ジョンソン

壁の裏からライオンさんがこんにちは!
写真のオルクは@KNBさんのオルクです。

■第2バトルラウンド
既に必要なマーカーを確保しており使う必要がないなら話は別ですが、第1バトルラウンドで使って無い方を使ってアーミーを展開します。
Fire disc.持ちや、白兵番長(具体的にはデスウィングナイト)がいる場合は指揮フェイズで忘れずにそのユニットだけドクトリンを切り替えます。
※絶対忘れるのでダイストレイの真ん中に「指揮フェイズにAdaptive strategy」と書いておこう。自分は策略カードを自作しているのでそれを放り込んでいます。

絶対忘れないというつよい意志

■Tactical Doctrine / 戦術ドクトリン
Tactical Doctrine は白兵ロックから射撃ユニットを逃がすために使うなど、防御的な能力と思いがちですが、これは火力を出すために使います。
白兵ロックされたビークルが退却→ブラスト含む火力たたき込み→突撃&策略Tank shock/激突で絶許ムーブをかますことができます。
※巨砲は眠らずがあるから、撃てるしいーじゃんとか思いがちですが、Hit-1は火力2割減(体感5割減)です。

※残念ながら退却しているのでグレネード策略は使えません。

※※忘れられがちですが、ランドレイダー・リディーマーとクルセイダーはグレネードを使えます。素のランドレイダーは使えません。

■ドクトリンを使い切ったら
使い切っても、Adaptive strategyを使えば1ユニットはドクトリンの効果を適用できます。
※「代わりに〜」とあるのが紛らわしくて駄目なのかなと思いがちですがOKです。これもめちゃくちゃ有効なので覚えておきましょう。

■CPたりない問題
グラディウスはアイアンストームほどではありませんが、CPいっぱい使うデタッチメントです。Fire disc.ユニットは確定で毎ターン1CP以上使います(使ってください)。
また、基本的に毎ターン指揮フェイズでAdaptive strategy/柔軟な戦略を使うことになるはずです。
CPを得る手段を確保しましょう。具体的にはアズラエル。アズラエルも相手からすると絶許キャラクターなので、Fire disc.ユニットとヘイトを分散できます。

■まとめ
他のデタッチメントルールと比較して、ドクトリンは1ラウンドだけじゃん、と見劣りする気持ちになるのはわかりますが、1ラウンドあれば十分です。それより全部使えるのが強いのです。
あと分隊戦術最強なのでバンバン使いましょう、ということをお伝えしたかった記事でした。

やろう! グラディウス!


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