2017エリザベス女王杯

人気は分散気味。

1人気ヴィブロス。府中牝馬Sは上位の差があまりなかったが、ヴィブロスだけ人気になっている。勝ったクロコスミアが人気落としているところから考えても、メンバーアップになる今回１人気は辛そうだ。

2人気はルージュバック。オールカマー経由でローテーション的にはいい感じ。古馬との混合戦経由だと結果を出しやすいのがエリ女の特徴でもあるので。ただ、春にVマイルで今回出走しているミッキークイーンらに負けているのでちょっと人気先行な印象も。

3人気ディアドラ。鮮度の高さがウリの3歳勢。上位人気に同世代のモズカッチャンも入っているので、それほど大きなメンバーアップではない。また、今年のクイーンSでは３歳のアエロリットが府中牝馬の上位勢の古馬たちに人気で勝っているところからすると力は通用しそうな印象を受けた。春のオークスは穴だったが、秋になって上位人気で結果を出してきた。怖い１頭。

4人気ミッキークイーン。宝塚記念3着と力はある1頭。出走メンバーも府中牝馬上位勢に関しては大差がないので、府中牝馬に出ていたら上位争いだったはず。そこを使わなかったことであまり人気にならないのは歓迎だ。ただし、去年のこのレースでは人気も比較的楽だったものの休養明け3着だったのは気になるところ。鮮度面でも3歳馬に劣る。

５人気モズカッチャン。３歳勢一角。オークスでは桜花賞勢力に食い込んで2着と力を見せたが休養明けのローズSで凡走。秋華賞では3着に巻き返した。秋の上昇度ではディアドラに劣るものの良化途上。

6人気スマートレイアー。ローテ的に好印象の古馬混合戦経由。Vマイルでも今回上位人気のミッキークイーンやルージュバックに先着している。ローテと力関係、今回の人気ポジションどれも理想的。

7人気リスグラシュー。３歳勢一角。充実度ではディアドラに劣るものの、人気ポジションは楽な位置。怖い１頭ではある。

8人気クイーンズリング。去年の勝ち馬でコース適性は高い。近走の牝馬一線級レースでも大きく負けていない。しかも人気も今回薄めのポジションで上位人気馬と入れ替わる可能性も。

9人気クロコスミア。府中牝馬勝ち馬。２着のヴィブロスが人気しているのでフロック視されているので怖い1頭だ。

10人気ジュールポレール。Vマイル3着馬。牝馬古馬重賞戦線に入ったのはまだ3走前の阪神牝馬だから鮮度は高い。府中牝馬組、Vマイル組が人気している今回は、力関係では十分通用しそう。人気も穴ポジションなので一発あるか。

11人気トーセンビクトリー。大きく今回人気を落とすが、府中牝馬もクイーンSも上位争いに加わっている。馬券圏内に入ってもおかしくない戦績。

まとめ：力差なさそうなので手広く

◎スマートレイアー

○ディアドラ

▲ジュールポレール

△クロコスミア

△リスグラシュー

△トーセンビクトリー

△クイーンズリング