図書館での仕事の魅力:フリーランスライターの私が感じたこと
毎日の仕事場をどこにしようかと自分で決められるのもフリーランスライターの醍醐味です。図書館でのお仕事について、私が感じたことを書いてみました。
家での仕事、気分転換は大切
私はフリーランスのライターなので、基本的には毎日家のオフィスで仕事をしています。オフィスといっても、コンピューターデスクと文房具が入った棚がいくつかあるだけの殺風景な部屋の一角です。
気分を変えるために、大きなダイニングテーブルで仕事をすることもあります。リビングルームの窓際にテーブルを運んで、家の前にある大きな木を眺めながらということも。ただ、どんなにしんどくても、ベッドルームには仕事を持ち込まないようにしています。
といっても、家の中の移動は限られています。どうしても気乗りしない時や家の中が散らかっていると、なかなか集中できません。
図書館というオアシス
そんな時に私がよく利用するのが、公立の図書館です。ハワイ州には51の図書館があります。人口140万人ほどの小さな州にしては悪くない数です。どの図書館も小さいのですが、Wi-Fiは完備しています。席は、自習席や少人数のテーブル席があり、特に子ども用席が充実しています。夕方になると、親に連れられた子どもたちが宿題をしたり、読書をしたりしています。
車で10分ほどの場所にある地元の図書館は、10年ほど前に建て替えられました。当時まだ珍しかった「環境にやさしい」図書館で、外光をふんだんに取り入れ、高効率空調システムを使用しています。
ここでは、お年寄りが新聞を読んだり、図書館のコンピューターで調べ物をしたり。仕事をしているビジネスパーソンらしき人もいます。もちろん、子どもコーナーでは、子どもたちが絵本を読んでいます。
本の香りに包まれて
ちょっと目をやると書棚があって、本の香りがします。本の背表紙を見ながら、書き物をするのは、大作家になった気分です。
カフェで仕事をするのも好きなのですが、隣の人の話し声や内容が気になったり、BGMでさえうるさくなる時もあります。その点、静かな図書館だとかなり集中できます。
気分転換には、書棚の間を散歩します。今まで全く興味のなかった本をパラパラめくっていると、またやる気がムクムクしてきます。
図書館での仕事のすすめ
コーヒー飲みながらのお仕事はできませんが、図書館でのお仕事はお勧めです。
ただ、家を出る前には、シャワーを浴びて、お化粧して、外出着に着替えてと、することが盛りだくさん。締め切り前で忙しい時などは「う〜ん、そんなことしている時間なんてな〜い!」と、パジャマ兼用の部屋着のまま、髪振り乱して家で仕事していますけど。