自治体支援について二神さんに聞いてみた!
こんにちは。広報のシライです。
今回から新しいシリーズ「●●について××さんに聞いてみた!」を開始。
不定期ではありますが、鎌倉新書のサービスについてご紹介します!
今回は、21卒で入社3年目の二神さんに鎌倉新書の自治体支援についてインタビュー。
1、鎌倉新書の自治体支援とは
▼公式サイト
鎌倉新書の自治体支援とは、具体的にはどのような取り組みを行っているのか二神さんにお伺いしました。
「自治体様向けに終活に関するサポートをしています。主に次の3つのようなご支援をさせていただいています。」
「まず1つめに、死後に必要になる手続きをまとめた冊子やエンディングノート、終活に関する情報提供を目的とした冊子の制作ですね。」
「次に、死後手続きの情報をネット上に掲載して必要な手続き抽出する機能の提供や、おくやみチャットボットの運用、おくやみコーナーの支援ナビの導入などDXの支援全般。」
「最後に、おくやみコーナーの開設支援・運用支援や終活連携協定の締結など幅広い支援ですね」
「私が主に担当しているのは、この図でいうとおくやみDXの部分のデジタルサイネージのご提案です。」
二神さんによると、おくやみコーナーの設置場所については、政府のガイドラインで「にぎやかな場所(通行量が多い等)よりは、静かにお話できる場所であること」「プライバシーを確保できる場所であること」という指針が提示されていて、実際そのような場所に設置することが多いとのこと。
その一方、そういった静かで目につきにくいロケーションに設置することによって、利用者からは「どこにあるのかわからない」という声があがることも少なくはなく、そうした際に、デジタルサイネージでのご案内があると利用者を設置場所まで誘導しやすいとのこと。
また、アナログの看板とは異なり、数秒から数十秒で画面が切り替わることによって、おくやみコーナーだけではなく、様々なご案内が可能なことから、省スペースで多機能である点もポイントのようです。
「また、おくやみコーナーの設置を支援する中でよくいただくのが、現行のおくやみ関連のご案内を全体的に見直したいというご要望です。ですので、私が担当するデジタルサイネージだけではなく、幅広いご提案をさせていただくように心がけています。」
「例えば、おくやみコーナーを設置することでおくやみ手続きのフローに変更が発生、現行のおくやみハンドブックも新しく刷新したい……というようなご要望をいただくことがあります。私は昨年度は冊子類の担当でしたので、その経験を生かし、おくやみコーナーのご提案と合わせてご案内させていただいていることが多いですね。」
2、一層幅の広がる支援
特に最近はどういったお問い合わせが増えているのか、二神さんに伺いました。
「最近は少しずつ当社の存在をご存知いただいている自治体様も増え、”おくやみコーナー設置にむけてどんなことを支援していただけますか”という、おくやみコーナー関連のお問い合わせは増えたように思います。また以前と同様にセミナーの登壇依頼や冊子制作のお問い合わせもありますね。」
「また、少し新しい試みですと、先日、川崎市の”おくやみガイドブックの改定に向けた意見交換会”に参加しました。」
二神さんによると、川崎市のこの取り組みは、市で一括して作成していたおくやみハンドブックをカラー化し、さらに区ごとのものを制作するというプロジェクトとのこと。
今回は、実際に窓口で案内を担当されている方と一緒に、デザイン思考に基づいたワークショップで改定について検討しました。
「これまでも様々な自治体様の冊子制作を担当してきましたが、市の新しい冊子に対して真剣に検討してくださっている姿を実際に拝見できたことがとても嬉しかったです。私たちは冊子制作という観点ですとそれなりに経験はありますが、参加されたのが実際のご遺族と接しているご担当者様ばかりだったので、窓口で発生している具体的な要望を聞けたことはとても勉強になりました。グループワーク形式だったので盛り上がりやすかったのも良かったと思います。」
「改めて自治体と一つのものを協働で作り上げる現場に立ち会うことで、官民が一つになることの重要性を実感しました。」
3、今後の展望
最後に現在の想い、そして今後の展望について伺いました。
「日々、自治体のご担当者様と話している中で皆さまが実現したいことを叶えることを心がけています。例えばデジタルサイネージのご提案をする中で”◯◯を映したい”といった様なご要望を承ったとして、そのご要望を叶えるにあたって果たしてデジタルサイネージが適切なのか、他の方法のほうがよりご要望を叶えるにふさわしいのではないかなどはよく考えるようにしています。方法にはとらわれないように心がけています。」
「今後も住民の方にとってよいものを実現できればと思っていて、自治体と協力して僕らが持っているもの、提供できるもので最大限支援をして、住民の方の助けになれればと思っています。」
自治体のご担当者様と二人三脚で歩み、その先にいらっしゃる住民の皆様にとって何ができるかを考え続ける二神さんの姿がとても頼もしいインタビューでした。二神さんありがとうございます。
おまけ
上長からみた二神さんとは?