セルフライナーノーツ?: あかり
−お久しぶりです。音楽活動が再開しましたね!
お久しぶりです。約4ヶ月間の受験期が終わり、ようやく音源制作も再開できました。3年間対策は重ね続けていましたが。いやー、やっぱり音楽を作るという行為は、それだけで幸せなもんです。
受験が終わって5日後にはレコーディングも済ませましたし。そういう勢いも感じ取って頂けると嬉しいです。
−それでは、まずジャケットについてですが、かなり印象的です。
そうですね。僕は『エンドロール』のジャケットが気に入ってるんですが、こっちもいいですよね。
元々『天球』という名前のミニアルバムを制作していて、そのジャケット用に描いたのがこの絵になります。『あかり』も同時期に作っていたので、今回これを採用しました。
−今回もストーリー性とメッセージ性がかなり強いですね。
そうですね。これは中学時代というか「人生終わってた期」というか、その時期の曲としては最後の曲になります。『エンドロール』が完成した1週間後くらいに作り始めたはず。
歌詞制作における特別なエピソードはないんですが、もしも自分に「人生終わってる」子どもがいたとして、その人にはどういう声をかけるんだろう?という妄想から生まれた曲です。
割とそのまんまでしょうけど、全肯定こそが、この曲のテーマそのものなんです。
−作曲においてこだわった部分はありますか?
全肯定バラードを作る上では、amazarashiの『ナモナキヒト』みたいな質感が当時としては最も理想的でした。今では全然毛色が違ったものになりましたが、ここがスタートラインです。
−アレンジ面での聴きどころも教えて下さい!
間奏は米津玄師『アイネクライネ』を参考にしました。それも、かなり(笑)。ギターの歪みやドラムロールは特に。静と動を使い分ける瞬間が、アレンジ面では一番好きです。
中盤から出てくる電子ドラムのフレーズは、THA BLUE HERBさんをイメージして作りました。テクノというかエレクトロニカというか、あえてああいう音像をバラードの中でやってみると面白そうだったので。
最後に、特に意識した訳ではなかったんですが、Oasisの『Don't Look Back In Anger』とはいくつか似た点もありましたね。まぁ主にサビのコード進行とギターソロなんですが。彼らの曲には、やっぱり普遍性が沢山詰まっているんでしょう。
−最後に、読者のみなさんへ何か一言お願いします!
ここまで読んでくださってありがとうございます。最近はもっぱらSoundCloudにのめり込んでいまして、是非こちらの方でも楽しんで頂けたらと思っています。
ひとまず、AIシンガーきりたんを使った活動は一区切りつきました。そして次からがいよいよ本番戦です。18歳の「ナウ」な音楽性を、そのまま公開したいと考えていますので、どうぞよろしくお願いします。