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日本には唯一の地下資源がある_梁瀬次郎
〜1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書より〜
◆経歴
東京府出身の実業家。父親・梁瀬長太郎が設立したヤナセグループの経営を引き継ぎ、自動車輸入の最大手企業に発展させた。アメリカ車の販売に寄与したとして、2004年に日本人としては本田宗一郎や豊田英二らに続く5人目となる米国自動車殿堂入りを果たした。『自動車を斬る』(実業の日本社)など著書多数。
(wikipediaより抜粋)
◆地下資源のない日本の生きる道
ある時、吉田茂翁から質問されました。
「日本は、全く地下資源に恵まれていない国だ。これから世界の国と肩を並べてやっていくためには、どうすればいいと思うか」
「日本の歴史を勉強することだ。歴史を学び国を愛する愛国心と、国際性とは表裏一体のものだ」
◆日本の唯一の地下資源とは
「日本には地下資源がないと言った。
だが、一つだけある。
それは、勤勉だ。
この唯一の地下資源を失ってしまったら、日本は惨めなことになるよ」
(中略)
日本人は、期待した以上の経済の発展に、油断と自惚れと慢心をおこし、他人に尽くす心を忘れ、「自己中心病」にかかってしまってはいないだろうか。
◆感想
「勤勉」が資源である。
「歴史」を知る。
持って産まれた資源を枯渇させぬよう、歴史からしっかりと学び、利他の気持ちで資源を循環させていくことが必要なのだと身を持って感じています。
Kamakura Kazokuでは、家族(先代)の歴史を学び、次世代に残していくことを大切にしています。
経済の発展の影で失われてしまったもの、「目には見えないけれどとても大切な想い」を継承していくサポートをこれからも続けてまいりたいと思います。