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【2024鎌倉SCF】11月の取組を紹介!

こんにちは!
教育総務課教育企画担当の小泉です。

寒さが厳しくなり、冬が本格化してきました。そんな中、11月の鎌倉スクールコラボファンド(SCF)を活用した授業では、体を動かした実践が多く生まれました。

今回は、11月に行われた鎌倉SCFを活用した授業をダイジェストで紹介します。それでは、早速いってみましょう!


1.食と人の願い(深沢小学校 5年生)

9・10月に引き続き、11月実施の運動会で披露する「ソーラン節」について、ソーラン節の研究家であるモリモリ博士に来て頂き、実際に子どもたちが練習したソーラン節を動画で見てもらいました。練習の成果が発揮されており「動きがダイナミックになって上手!!」「全体的にろこぎの動きが大きくなってきたね」とお褒めの言葉を頂きました。
また、実行委員の子どもたちが中心で考えたお米ダンスには、田植えや草取りなどの米作りの所作が盛り込まれていました。
本番直前の子どもたちからは、「どうすればもう少し声がでて、列がそろうのか」など本番委向けて少しでもよくするために何かできないかアドバイスを求める姿勢がありました。モリモリ博士も子どもたちの質問に丁寧に答えてくれ、本番に向けた練習方法も教えてくださいました。
「振付を揃えるのも重要だけど、一人一人がやり切ったと思えるだけやり切ることが大事!」と最後にエールももらって、運動会本番に向かっていきました。

2.タグラグビーを通じて多様な学習活動にトライ(腰越小学校 6年生)

腰越小学校の6学年はタグラグビーを中心に、様々な運動活動やルールの遵守、チームでの話し合いなどの多様な学習活動にトライします!
今回はプロのラグビーコーチである石川安彦さんに来て頂いて、タグラグビーに取り組んでいきました!!
初めてタグラグビーの試合に挑戦するも、なかなか前に進めず、タグを取られるのが怖くて後ろに下がってしまう子が多くいました。そんな中でも「均等に広がろう!」「ナイス!ナイス!」「右を見るから、左お願い」など自然と声掛けをする子が出てきました。これからどんな風に学びが進んでいくのか楽しみです!

3.シティズンシップ教育~Well-being~(深沢中学校 2年生)

深沢中学校では、「未来スタジアム」と称し総勢19名の企業などで働く社会人に向けたインタビューに取り組みました。10月にプロのインタビューアーでもある徳橋功さんに「聞く」から始まるインタビュー術の講義をしていただき準備万端!子どもたちはドキドキしながらも当日インタビューしました!!
インタビューでは、インタビュアーとカメラマンチームに分かれ、事前に準備した質問を講師の方に尋ねながら、その方の仕事だけでなく生きる上で大切にしていることや生きがいなど、Well-beingに迫る問いを投げかけていました。インタビューを受けた講師の方々から「生徒からの質問で自分も深く考えることができた」との声が多く聞かれました。
「未来スタジアム」には高橋洋平教育長もご協力頂き、子どもたちのインタビューを受けていただきました。学校教育を受けている当事者としての子どもたちの質問に、一人の人として全力で向き合っている姿が印象的でした。それは教育長だけでなく、今回ご協力頂いた19名の講師の皆さん全員が子どもたちに誠心誠意向き合っている姿があり、子どもたちも真剣に話を聞き、少しでも話を引き出そうとしていました。

4.鎌倉のプロと学ぶ楽しさを実感しよう(腰越小学校 3年生)

腰越小学校の3年生は、学ぶことの意義や楽しさを実感するために、鎌倉にゆかりのあるプロフェッショナルから多くのことを学んでいます。10月の書道に続き、11月はタップダンサーのおどるなつこさんを招いて、タップダンスを中心としたボディパーカッションを体験しました!
タップダンスの歴史的背景や表現方法について、絵本を使って分かりやすく説明してくださいました。
音の鳴らし方、かかととつま先の使い分け、体重のかけ方などを実演で教えてもらいます。
子どもたちの視線は足元に集中!
時に大胆に時に繊細に繰り広げられるタップダンスに子どもたちは終始釘付けでしした。
実践!
全員が輪になり、なつこさんの動きをマネすることからスタート。子どもたちはすぐにコツをつかみ、リズムや強弱をつけた複雑な動きもあっという間にマスターしていました。さらに学年でよく聴いている曲に合わせ、子どもたち自らが即興で振付して、全員で踊ることができました。

5.えん~ダンスを通じて繋がる・広がるえん~(七里ガ浜小学校 特別支援学級)

七里ガ浜小学校の特別支援学級を中心に、腰越小学校・腰越中学校の特別支援学級の子どもたちが腰越小学校の体育館に集まり、真霜多美子さんを講師にお招きして、ダンスを通した交流授業を行いました。動物の動きを真似しながら身も心もほぐしていきました。
ダンスを通して、少しずつ自己開示していき、子どもたちは恥ずかしがらずに自然と学年・学校を超えて交流する様子がありました。有名な曲から即興ダンスまで、身体表現と友達との交流を心から楽しんでいました。

11月の鎌倉SCFを活用した実践は以上となります。
寒さを忘れるような熱い実践が溢れた一ヶ月間でした。

(教育総務課 教育企画担当 小泉)


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