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【写真で鎌倉SCF活用報告】小坂小学校〜未来へつなぐ学校づくり

2022年度「鎌倉スクールコラボファンド」を活用した取組については中間報告で紹介しましたが、今回は小坂小学校の取組をクローズアップして報告させていただきます!

小坂小学校の6年生の「未来へつなぐ学校づくり」をテーマにした総合的な学習の時間を1年間伴走支援いただく、NPO法人 未来をつかむスタディーズの河内さんより「今年一年間「とにかく動くこと」。机の上だけで知識を蓄えるだけでなく、実際に自分の目で見て体感しよう!」とメッセージをいただきました!
初回は、活動の様子を記録するためにインタビュー動画などの撮影の方法を映画監督の山﨑達璽さんにお越しいただきレクチャーを受けました!ちょっとかっこいい撮り方を丁寧に教えてくれました。
運動会の表現活動をゼロから自分たちで作り上げるために「歌詞」「作曲」「ダンス」の3チームに分かれて動き出しました。まずは、「歌詞」チームから!シンガーソングライターのJunnosさんにお越しいただき一緒に歌詞を考え、紡いでいくと。。。
そこには素敵な歌詞たちが!
続いては、出来上がった歌詞にメロディーをつけていくために作曲家である割田康彦さん、シンガーソングライターのかなさんにお越しいただき、鼻歌からメロディが作れることや実際に作成した歌詞にメロディをつけていくために実践していただきました!苦戦しながらも「作曲」チーム一丸となって見事に作り上げました!
最後に「作詞」チーム、「作曲」チームが作り上げた楽曲を「ダンス」チームが誰でも踊れるような振り付けを考えるべく、鎌倉女子大学のダンス部ZINGYのみなさんにお越しいただきレクチャーをしてもらいました!ダンスが得意な子が踊れるダンスではなく誰でも踊れるダンスをみんなで考えることで相手を思う気持ちも養われていたら素敵ですね!
11月の運動会当日!天気にも恵まれ、無事に表現活動を行うことができました!とても感動でしたっ!!自分たちでダンスを作ることはあっても曲を作る機会はなかなかないと思うので忘れられない運動会になっていることを願います。
ちなみに子どもが着ている服も自作したものです!なんと素敵!
そして、タイトルにもある通り未来へつなぐ学校づくりなので運動会だけでは終わりません!下級生へより良い小坂小学校を作り、伝えていくために、各委員会に分かれて委員会ごとに何ができるのか年間を通じて検討しています。例えば本の方付けができない人がいる、電気のつけっぱなしが気になる、廊下を走る人が多いなどが課題として挙げられました。そこで行った対策例が。。。↓↓↓
な、な、なんと!!インパクト大!!!!!!!
これらは一例に過ぎませんが様々な工夫が施されました。
1年間の取組を更に効果的に下級生へ伝えるためにどうすればいいのか検討していたところ学校全体を巻き込み、縁日の形式はどうかと学校から提案があり、そこでクリエイティブプロデューサーである岩堀恭一さん、プロコーチの臼井礼さんをお招きし、どうしたらイベントが成功するのかなどアドバイスをいただきました。イベントを作るときに大事な3間(時間、空間、人間)があることを教わりました。
各委員会に分かれ、どうすれば楽しんでもらいながら学校の課題が伝わるのか話し合いました。
縁日当日!他学年交流ということもあり、始まる前に子どもたち自らルール説明の動画を作成して、わかりやすく、そしておもしろく下級生に楽しむためのルールを伝えることができました。みんな楽しみな気持ちを抑えながら真剣にルール説明の動画を見ています。
本番!!各委員会が伝えたいことは何も言わず、この縁日を通して最後に6年生は何を伝えたかったのか聞くという本当に伝えたいことをあえて言わないで気づいてもらおう!というイベントです。下級生は楽しみながらも6年生が何を伝えたいのか考えている様子でとても素敵なイベントでした。
運動会の時に作成した楽曲を運動会だけでは終わらないのが小坂小学校の素晴らしいところ。楽曲を歌手のKeikoさん、ソングレターアーティストの安達充さんにご協力いただき、合唱曲にアレンジしてもらいました。その曲を、実際に卒業式で歌っている姿は、涙が止まりませんでした。
素敵です。エモいです。
魂のこもった素敵な卒業式でした。みんな素敵です!おめでとう!!
そんな素敵な6年生を引っ張ってくれた担任の先生たち!1年間大変だったと思いますが子どもも
もちろん先生たちもワクワクする教育活動が実現できたと思います。
本当にお疲れ様でした。👏パチパチ
鎌倉スクールコラボファンド・鎌倉の教育活動についてもっと知りたい、と思われた方は「進メ、鎌倉ペンギン」内で多数紹介していますのでご覧ください!(教育総務課 教育企画担当)