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【2024鎌倉SCF】12月の取組を紹介!

教育総務課教育企画担当の小泉です。

昨年は皆さんのおかげで子どもたちに素敵な学びの機会を届けることができました!!本当にありがとうございます。
本年も鎌倉市教育委員会をよろしくお願いします。

今回は、12月に行われた鎌倉SCFを活用した授業をダイジェストで紹介します。それでは、早速いってみましょう!


1.シティズンシップ教育(深沢中学校 3年生)

3年生は、1年生時から取り組んできたシティズンシップ教育をさらに深化させ、Well-beingにつながるcan(可能性)やwill(意思)を考え、ありたい姿とそのために必要なこと、社会と自分とのつながりを考えてきました。そして、今回受験を控えたこの時期だからこそ、高校受験の意義やどうして高校に行くのかといったことを未来をつかむスタディーズの河内さんのファシリテートのもと、掘り下げていきました。
一人一人、自分の人生について考えていく中で、今だからこそ学校で他者と答えのない課題に向き合うことで、大変なことを分かち合って軽くしていくことや自己と対峙していくことの重要性を感じていました。授業後の感想では「私たちは志望校を決める中で、自分を見つめ直すことが重要だと感じた」と言葉にしていました。

2.まちの素敵がいっぱいの手書き地図を作ろう(西鎌倉小学校 3年生)

手書き地図を通じてまちの魅力を伝える学習(総合的な学習の時間)に1年間取り組んでいます。 この日は手書き地図推進委員会の赤津さんをお呼びして、それぞれの班がまち探検をして作っている手書き地図について「完成したらこの地図は誰に見せたい?」「自分が思うどこから見た景色のどんなところが良かったのか具体的に書いてね」「君たちしか知らない、君たちが一番伝えたいことを大きく書いてね」とそれぞれにアドバイスを頂きました!
「みんながすきになってほしい爬虫類、虫、昆虫マップ」「西かまくらの心にのこる自ぜんだくさんマップ」「みんなが楽しめる公園マップ」などなど、それぞれの手書き地図には子ども達の好きが詰まっています。アドバイスを受けて、子どもたちの作業がどんどん進んでいきました。

3.タグラグビーを通じて多様な学習活動にトライ(腰越小学校 6年生)

腰越小学校の6学年はタグラグビーを中心に、様々な運動活動やルールの遵守、チームでの話し合いなどの多様な学習活動にトライします! 今回もプロのラグビーコーチである石川安彦さんに来て頂いて、タグラグビーに取り組んでいきました!!新しくノックオンとオフサイドというルールが追加されましたが、子どもたちはルールが段々とわかってきて前向きな声かけが増えてきました。
タグラグビーの前には簡単なレクリエーションを通して、自然と互いに指示を出す様子があって、ハイタッチもうまれていました。振り返りの中では、タグを取らせていかに味方のチャンスを増やすのかという視点も出てきました。ほとんどの子が初めてやるスポーツだからこそ、みんながフラットにやれて、知恵を出し合っている姿印象的でした。次回にも期待です!

4.えん~ダンスを通じて繋がる・広がるえん~(七里ガ浜小学校 特別支援学級)

11月に引き続き、今度は御成小学校の体育館で、真霜多美子さんを講師にお招きして、ダンスを通した交流授業を行いました。
七里ガ浜小学校の特別支援学級を中心に、腰越小学校・御成小学校、稲村ケ崎小学校、御成中学校の特別支援学級の子どもたちが集まり、動物の動きを真似しながら身も心もほぐしていきました。
保護者や先生を合わせると50人以上の大人数での授業になりましたが、わからない人は真霜さんの振り付けを見て真似してよく、安心してダンスに取り組んでいました。ダンスを通して自然と子ども同士で交流が生まれ、多くの人たちとダンスを通して学校を超えた新しい縁が紡がれていました。

5.鎌倉のプロと学ぶ楽しさを実感しよう(腰越小学校 3年生)

腰越小学校の3年生は、学ぶことの意義や楽しさを実感するために、鎌倉にゆかりのあるプロフェッショナルから多くのことを学んでいます。11月のタップダンサーに続き、12月はジャグラーの青木直哉さんを招いて、道具を巧みに操ってパフォーマンスするジャグリングを体験しました!世界で活躍する青木さんのパフォーマンスに子どもたちの目線は釘づけでした!!
青木さんのパフォーマンスを見て、自分もやりたいと一人1個の玉から練習を始めた子どもたち。
何度失敗しても、青木さんから「すぐできなくて大丈夫」「たくさん練習したからできるようになったんだよ」と声をかけてもらい、何度も何度も挑戦して、最後には2個3個と複数の玉にも挑戦している子も出てきました。これから学んだことをどう活かしていくのか、今後に注目です!!

6.英語を母国語にしない国の生徒とのオールイングリッシュ・オンライン交流(御成中学校 3年生)

株式会社COLORFULのファシリテートの基、台湾の中学校とオンラインで繋がり交流しました。
英語が母語でない台湾の中学生と英語でそれぞれの国の文化や生活を紹介し合いました。御成中学校の生徒は鎌倉の花火大会や鶴岡八幡宮などの観光名所や地元のお菓子、町の歴史など英語でのプレゼンテーションで伝えました!
台湾の中学生からは台湾の食文化や学校生活をプレゼンテーションで聞き、その上で英語で質問をしていました。「台湾のナイトマーケットで一番有名なものは何ですか?」と何度も通じるまで言って、伝わった時は思わず「おぉ~」と声が出ていました。
プレゼンテーション後、互いに質問をする中で、国が違っても好きなものが似ていたり、台湾の学生が日本に来ていたこともあり、親近感を感じていました。終了の時間になると「えっもう時間!?もっと話したい!」と口々に言葉にしていました。

12月の鎌倉SCFを活用した実践は以上となります。
今年も皆さんと共に子どもたちにワクワクする学びを届けられたらと思います。よろしくお願いします。

(教育総務課 教育企画担当 小泉)


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