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進メ、鎌倉ペンギン

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学校教育やGIGAスクール構想をはじめ、鎌倉スクールコラボファンド、ふるさと寄附金を活用した取組に関する情報を発信。
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2021年9月の記事一覧

「子どもが主役の学び」への挑戦 「GIGAスクール構想」

教育長の岩岡です。 2021年。 日本の小・中学校の教室が大きく進化しました。 「GIGAスクール構想」により、各教室にインターネット環境が整備され、全ての子どもに端末が配付されました。 本市では、それだけにとどまらず、iPad端末での個々の学びを共有し、みんなの学びにつなげる電子黒板(写真)を全ての普通教室に設置しました。 さらに、習熟度や苦手なポイントを自動的に分析し、適切な学習を提案するAIドリルの導入や、デジタル教科書を電子黒板に映した分かりやすい授業づくりを進

鎌倉スクールコラボファンドがかなえる夢の授業「SDGs×PBL」

教育長の岩岡です。 子どもも教師もワクワクするような教育活動を、企業・大学・NPOなどと協働で実現したい そんな思いから立ち上げ、多くの皆さんにご支援いただいた「鎌倉スクールコラボファンド」(※)を活用した教育活動が始まりました。 (※)スクールコラボファンドとは? https://www.furusato-tax.jp/gcf/1162 1 リアルな課題を通じて学ぶ「PBL」とは?皆さんは「課題解決型の学習(PBL=Project Based Learning)」と

全ての出発点は、子どもたちが飛び込む「未来の社会」

教育長の岩岡です。 マガジン「進メ、鎌倉ペンギン」の記念すべき初投稿は私が担当します。 皆さんは「広報かまくら」に掲載の連載コラム「進メ、鎌倉ペンギン」はすでにお読みいただきましたでしょうか。 「広報かまくら」の連載コラムは、鎌倉市の学校教育の様々な取組やそこに秘められた思いを広く市民の方に知っていただき、鎌倉の教育を応援していただきたい!という思いから始めたものです。 実は7/1号の第1回目の連載コラムの執筆依頼が来たとき、私のそんな思いを伝えたくて、原稿の時点は掲載さ