KURUMICCO WALK Vol.11-③「💠あじさいの街鎌倉💠」
第11回は、紫陽花が見頃を迎えた今の時期の鎌倉をご紹介いたします!
(本記事の掲載内容は2023年6月時点のものです)
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星の井通りを抜け、極楽寺駅を右手に進んでいくと突如現れる可愛らしいパン屋さん。続いてお邪魔するのは「Boulangerie bébé(ブーランジュリー・ベベ)」さんです。
子どもからお年寄りまで、誰が来ても選べる品揃えを心がけており、店内は奥の工房から次々に運ばれてくる焼き立てのパンでいっぱい!
今回は3種類のパンをいただきました。「極楽寺あんぱん」というネーミングと、可愛らしいサイズ感に惹かれ購入しましたが、驚いたのはひと口食べた直後!中にはなんと、もちもちのアレが……!ぜひお試しください。
「クリームホーン」はミルク感たっぷりのしつこくない甘さ。まさに極上のスイーツのようです。
オーナーシェフ安藤さんのおすすめは、米粉のワッフル「ルゥ」。さっくり&しっとりの軽やかな食感とまろみのある甘さは、心に身体に優しい美味しさです。
子どもの頃から自分の作ったもので人を喜ばせたいという気持ちを持ち続けている安藤さん。パン作りのこだわりについて、「やれることはやる。やって美味しいなら自分は手を抜かない」とおっしゃいます。パンのことを第一に考え、生活リズムはパンに合わせて過ごしているそうです。
静かで古き良き鎌倉らしさが残っている極楽寺の魅力は、地元の方との距離が近いことだとおっしゃいます。子どもの頃パンを食べに来てくれた子が大人になって、今ではビジネスパートナーになっていたりと、長い付き合いもあるそう。年配の方々のこともお店での会話を通し、自然と見守れるところが良いとのことです。お客様との繋がりから生まれた強い絆で地域と結ばれていくのは素敵な関係だと感じました。
[店舗情報]
店舗名:Boulangerie bébé(ブーランジュリー・ベベ)
所在地:神奈川県鎌倉市極楽寺1-4-3
公式サイト:https://www.instagram.com/boulangerie_bebe/
「ブーランジュリー・ベベ」さんから極楽寺駅方面へ戻り、桜橋という赤い橋を渡ると、入り口の色鮮やかな紫陽花が美しいお寺に辿り着きました。
今回のお散歩の最後に訪れたのは「極楽寺」です。春には参道の桜や、夏には中央にある百日紅(サルスベリ)など、季節の花を趣のある境内でゆっくりと眺めることができます。
茅葺屋根の立派な山門は、江戸時代中期頃から、関東大震災の時にも崩れずに残っているもの。味わい深い雰囲気が漂っています。
その昔、救済事業をおこなっていたという「極楽寺」。境内には、開山忍性が施薬や治療を行うために用いたとされる「千服茶臼・製薬鉢」が残っています。歴史を感じながら心穏やかに過ごせるお寺です。
「極楽寺」
所在地:神奈川県鎌倉市極楽寺3-6-7
最後までご覧いただきありがとうございました😊
次回、Vol.12もお楽しみに✨