第9章 渋沢栄一の理想 論語社会
そして、これらのような中国の古典思想、日本の伝統的な精神の、心を0にするということは、社会の緊張や無気力を、0にする、つまり平和にするために、一万円となる渋沢栄一も
学校で習っていた、論語と同じ教科書の、大学という本にいわれています。
古えの明徳を明らかにしようと欲するものは、まずその国を治める。
その国を治めようと欲する者は、まずその家は斉える。
その家を斉えようと欲する者は、まずその身を修める。
その身を修めようと欲する者は、まずその心を正しくする。
その心を正しくしようと欲する者は、まずその知を致す。
その知を致そうと欲する者は、物を格すことにある。
物を格してのち、知至る。
知至ってのち、心は正しくなる。
心が正しくなってのちに、身修まる。
身が修ってのち、家斉う。
家斉ってのち、国治まる。
国治まってのち、天下平かなり。
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