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接客のコミュ力って教えられるものなのだろうか

連日の雪と暴風で、もう外に出ることすらしたくない。なのに仕事に行かなければならない。この世の不条理を嘆く。

昨日、部下のボディビルダー2号にセクハラ案件についての注意をした。

セクハラといってもケツを鷲掴みとか淫語を連発とかではなく、食いかけのユッケを「これ美味いよ。食べな」と渡してきた、断れず食べた、嫌だった、という非常に下らないものである。

下らないとはいえ、断ることが出来ず苦痛を感じた相手がいるので、立派にハラスメント案件ではある。

ボディビルダー2号は何故これで注意を受けなければならないのか、全く納得がいっていない様子だった。そりゃそうだろう。彼からすれば100%善意の行動なのだから。

他人が、それも異性が口をつけたものを食べたくない、というのは割と普通のことかと思うが、それが嫌じゃない人にはどう説明しても全く理解できないのである。

納得しなくていいから、自分の身を守る為にも、二度とやるな、と伝えて終わり。

適切なコミュニケーションを教えるのは難しい。

20代のバイトの子たちからも相談を受けた。

こちらは仕事についての相談で「担当したお客様が、次回自分を指名してくれず、他のトレーナーに集中してしまう」というもの。

これもコミュニケーションの問題だろう。

パーソナルトレーニングに限らず、それなりのお金を頂く接客業であれば、ある程度は「相手を心地よくさせるコミュニケーション力」が求められる。

言葉遣いや言葉選び、表情や態度などに、相手への気遣いが感じられれば、そうそう避けられることはないと思う。

20代なら、どちらかというと周囲の大人から気遣われてきた経験しかないだろうから、その逆をするのは難しいのだろう。

別にバイトの子たちにそこまでのことを求めていないのだが、本人たちが気にしているので何とかしてあげたい。

と思いつつ、何をすればいいのかなぁ〜と、悩むばかりである。

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