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【映画鑑賞】ソーセージパーティ

圧巻のラストだった。大円団とはこの事だろう。

ずっと気になっていた映画『ソーセージパーティ』を恋人と一緒に観た。

どうですかこのB級感溢れるパッケージ。何気にR15指定。

舞台はアメリカのスーパーマーケット。
食品たちは自我を持っており、神(人間)に選ばれ外の世界に行くことを夢見ている。外の世界はまるで天国のように素晴らしいところだと皆信じていた。

だが、外の世界で待っているのは天国どころか殺戮地獄。じゃがいもは皮を剥かれ熱湯の中に。ベビーキャロットは生きたまま食べられた。まだ子供なのに!!

外の世界の真実を知った一人のソーセージが、食品たちの未来のために立ち上がり、神である人間を倒すまでがこの映画のストーリー。

死ぬほどくだらない映画かと思いきや、同性愛や人種差別、宗教対立など深いテーマも描いていた。ちなみにヒトラーとナチスも登場する。奴らはサワークリーム。ジュース達を滅ぼそうとしていた。

いがみ合っていた食品たちは自分たちの過ちに気づき一致団結。力を合わせスーパーマーケットの人間たちを皆殺しにする。スーパーの店長は爆殺された。

そして感動のラスト。その日は奇しくもアメリカ合衆国独立記念日。

食品たちは自分たちの団結と勇気を称え、乱交パーティをする。

異性愛も同性愛も関係ない。健常者でも障害者でもどっちでもいい。パレスチナもイスラエルもないんだ。キリスト教でもイスラム教でもいいじゃないか。みんなでセックスしようよ!だって気持ちいいじゃん!!

なんてピースフルで愛に満ちたメッセージだろう。久々に腹を抱えて笑った。

ちなみに私が一番セックスしたいと思ったのはタコスちゃん。レズビアン。

やっぱラテンの血はいいよね。情熱ムンムン。たまりませんわ。

タコスちゃん、レズビアンのはずなんだけど最後はゲイのベーグル(イスラエル)とこれまたゲイの薄型パンラヴァシュ(パレスチナ)をペニバンでガン突きしてました。

いやー、映画って素晴らしいですね!

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