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ビギナーズラックの小麦🌾
小麦育てを体験したころ、パソコンを手放し、ネットから遠ざかり、カメラも無かったので
小さいながら見事だった麦畑の写真がありません、残念。
かわりに(?)、最近見つけたコスパ高いワインのラベル写真を貼り付けておきます。投稿内容とはまったく関係がありません。確か、ワンコイン❣️
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ちょうど世紀を跨ぐ頃、心理学の勉強から北米ネイティヴアメリカンの文化に興味が湧いていました。イベントやギャザリングに参加する中で知り合う人たちは、自然界に敬意を払い、謙虚に暮らそうという人たちばかり。
その中で、自然農での自給自足を試みているご夫婦と知り合い、古民家のお住まいを訪ねる機会がありました。
訪ねた時は、ちょうど麦の種蒔きの日でしたので少しだけ手伝わせてもらいました。
幾つか借りている農地(法律の区分としての農地かはわかりません)のうちの小さな一つで、5m×5mくらいのほぼ正方形の圃場が溝で仕切られています。その小さな一画が麦畑のスペースでした。刈り草が伏せられているうえに種をばら蒔きして、蒔き終わると周囲から刈り取った草で軽くマルチして終わり。
わたしはばら蒔きと草マルチを少しだけ。草を刈ったり、溝を切ったりという重労働をせず疲れも無かったので
「麦ってこんなに簡単につくれるの、わたしもやってみたい!」と感想を伝えました。今となっては赤面ものの無邪気さだったと思い起こします。が、おおらかなご夫君は、
「大丈夫、きっとできるから試してみて」と小さな紙袋いっぱいの麦を分けてくれました。
ふっくらとした飴色の麦です。あの頃の記憶は随分薄れたのに、その麦粒の姿は今でも鮮明に覚えています。なにか尊く愛おしい宝ものを分けてもらった気持ちでした。
引っ越してきたばかりの借家に入居する際、大家さんから
「ここを使っていいから」と平屋の南の空きスペースを使わせてもらうことになっていました。そのスペースの草を刈り倒して麦を蒔き、刈り草のマルチをしました。周囲に溝を切っただろうか?覚えていません(汗
そのあとの作業も麦踏みと、麦の間に生えてくる草を少し刈ったくらいだったと思います。
そして夏前、1mくらいの高さまで緑の麦が育ち、穂が出始めました。
本当に実った!
ほとんどなにもしなかったのに!!
育てるのってとても簡単〜
麦はできたけれど、盛大な勘違いだったよなー
と、あとから思い起こすのです。
(続きはまた今度)