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当たり前セミナー
当たり前
こんにちは。
私はあるオンラインサロンのメンバーで、そこでは月に約4回、「自主セミナー」というイベントが開催されています。
これは、メンバーがそれぞれの人生経験や学んだことをセミナー形式で発表するものです。
私もこのオンラインサロン内でセミナーを開催しており、以前ご紹介したディベーションのイベントもここで行っています。
自主セミナーの魅力
セミナーを開催するたびに感じるのは、自主セミナーにはその人の人生が反映されるということです。
セミナー中の振る舞いは、その人が普段無意識に行っている行動が透けて見えるからです。
一般的なセミナーは、学校の授業のように話す人と聞く人がはっきり分かれているイメージがありますが、自主セミナーは対話型です。
話す側が一方的に話すのではなく、参加者との対話を通じて内容を深め、時には予期せぬゴールに到達することもあります。
これは、俗に言う「アウフヘーベン」が起こりやすい環境です。
これが面白いのです。
当たり前の基準を高く
昨日、千葉県の小学校の先生が「当たり前セミナー」というタイトルでセミナーを開催しました。
多くの人が「感謝の反対は当たり前」という言葉を聞いたことがあるでしょうが、このセミナーでは、当たり前にできていることの基準をさらに高めようという内容でした。
これは非常に高度な考え方だと思います。
当たり前にできることは誰にでもありますが、当たり前にできないことで悩んでいる人も少なくないと思います。
ですので少し当たり前という状況を分解してみたいとおもいます。
学習の四段階+α
以前、学習の四段階について述べましたが、簡単に説明すると以下のようになります。
1,意識できないし、できない
2,意識してもできない
1,意識してできる
1.意識せずにできる
そして+αは、
「5. 意識して変えられる」という段階です。
この1と4が無意識で行っていることなので、このぶぶんが「当たり前」で行っている事だと思います。
ですので、無意識に行っていることを意識的に変えることが、「当たり前を当たり前にしない」ことだと思います。
努力しているけどできないも当たり前に
自主セミナーでは、ほぼ毎回ブレイクアウトルームを使用した少人数でのディスカッションタイムがあります。
今回、ある参加者が「妻に指摘されてから、お礼を言っていないことに気付き、自分に腹が立つ。
当たり前にお礼ができるようになりたい」と話していました。
しかし、これは妻に指摘されて自分に腹が立つまでが当たり前になっているのです。
これを聞き、私も娘との関係で親として当たり前にできていないことが当たり前になっていたことに気付かされました。つまり、当たり前にできないことが当たり前になっていたわけです。
これは学習の四段階の1段目に該当します。
ここにハマると無意識で行っているので、自分ではなかなか気づくことができません。
こうやって人と考えをシェアしたり議論をする場は尊いとおもいました。
まとめ
当たり前にあることをありがたいと感じ、できないことを当たり前にできるようになり、さらに磨きをかけること。どちらも大切です。
ありがとうございました。