見出し画像

意思決定の理由、言語化の理由

こんにちは。

今日も来てくださりありがとうございます。

認知行動学の中で「人間は自覚的に意思を決定する前にすでに意思の決定は終わっている」

と考えられていることはご存知でしょうか?

ちょっと意味が分かりにくいので 少し解説すると、
例えば1本の映画を見ると決めたとします。
そして映画を決めるには その映画見る理由がありますよね。

でもそれは実は決めた理由が 後からついてきたものなのだそうです。
決めたことを正当化するために理由を後付けで考えるというのが 脳の仕組みなのだそうです。

直感的には 分かりにくいですが、脳内の神経の活性化を調べてみると そうなのだそうです。

これは一つ一つの行動でも同じで、例えば ペットボトルをもつという行動もあらかじめ 先に行動することが決められているのだそうです。

喉が渇いたからなにか飲みたい。
ペットボトルを取る。
そしてフタをあけて飲む。

この行動の前に一つ一つ 理由がつくわけです。

喉が渇いたからなにか飲みたい。
ペットボトルを取る。(手に持たないと)
そしてフタをあけて飲む。(フタを開けないと飲めない)

というように決断をしたあとに理由を考えるのだそうです。


前振り はここまでとして。
人間は…と言うと私が大きくなってしまいますが、
このように後からの理由付けが欲しいものなのだそうです。


そこで必要となってくるのが 言語化です。

映画を見ていろんな感想を持ったり感情を抱くと思いますが、
それを人と言語化によるシェアをして安心できるのです。

コンビニで新作のサンドイッチを食べたとして、
すごく美味しい!
ちょっと微妙?

それらを言語化されたレビューを見ることによって 安心したり 納得したりするのです。

そもそもが決断行動した後に理由をつけるのが人間の生理的な反応なので、
行動した後に言語化した方が 満足度が高くなるし、そもそもの 精神的な安定性が保たれるのではないかと思うのです。

だから何か行動したら振り返った方が心が安定するし 満足度も高くなると思います。

全ての行動を振り返ることは難しくてもなんだかんだで勝手に理由をつけているのが 生理的反応 手数 よね。
人間はそのようにできているようです。


なんてことを YouTube で岡田斗司夫の話を聞きながら考えていました。

今日もお付き合いくださりありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?