【後編】Life Quest～釜石で〇〇する人たちの多様な生き方〜第16歩目「ローカルPR」×松浦朋子さん
本記事は、岩手県釜石市で人生を探求し生き方を自分でつくることに挑戦し、様々な活動に取り組むゲストの生き方に迫っていくイベント型オンライン番組『Life Quest』の内容をnoteに転載しています。
今回は、2021年2月1日に実施された第16歩目「ローカルPR」に取り組む松浦朋子さんをご紹介します。実際の放送については、こちらよりご覧ください。
戸塚）後半は、松浦さんご自身のお話をお聞きしたいと思います。今回も人生の転機になった場所に★をつけて頂いているのでそこを中心にお話をお聞きしたい思います。
わたしのLIFEQUEST
戸塚）こうみるとかなり上下が激しいですね！元々はマスコミのお仕事をされていたんですよね？
松浦）ほんとにそうですね笑 大学が関西でふらふら遊んでいて、就職がちゃんと決まらず、実家の義父に戻って映像制作会社に入社した後に上京をしてWeb制作会社で働きました。
戸塚）東京へのあこがれでなぜマスコミ業界に興味を持ったのですか？
松浦）この当時エアマックス95が発売された時で、私にとっては大きな転機だったんです。エアマックスに限らず多感な時に東京が発信地だったんですよね。文化もそうだし、かっこいいものが東京から発信されていてすごくいいなと思いました笑
戸塚）なるほど。1990年代後半に東京が文化の発信地だったというのは納得します。マスコミ業界というより文化を発信する側にまわりたいというのが理由だったんですね！
自分の働き方に疑問
松浦）再就職先はグラフィック系の会社で当時、本当に忙しくて、体育会系だったので、体調も心を崩して無力期間を過ごしました。その当時、映像が主流だったのが、WEBに移行していったのがモチベーションが上がっている時期になりますね。
戸塚）まさに時代が激変していく時ですよね、、、自分の働き方に疑問抱いた機関について詳しくお聞きしたいです。
松浦）当時、会社のギクシャクしている中で自分が駒になって上司や同僚から色々言われる中で働いていて、自分が何のためにやっているのか疑問を持ちました。
戸塚）会社や組織のあり方に疑問を持ったんですね！
松浦）その後にプロボノやってみたのは、自分のことばっかり考えていて、それに嫌気がさしたのが理由の一つです。これは、専門的な知識を持った人が非営利団体のボランティアをするというざっというとこういう取り組みになります。これを経て、社会にいいことができる人材になりたいと思うようになりました。
戸塚）なるほど！ありがとうございます。転職後、釜石のプロジェクトを参加したことについて詳しく教えてください。
釜石のPJを実施
松浦）私がその後転職した会社でひょんなことから釜石ローカルベンチャーと東京にいる人をマッチングさせるという寺子屋プロジェクトをやることになりました。
戸塚）そうなんですよ！松浦さんの会社の代表が釜石にゆかりがある方で地域で学ぼうということでこのプロジェクトが始まりました。
松浦）そこで初めて岩手県釜石市に足を運ぶことになりました。2017年頃です。
戸塚）その時、どういう風に気持ちがかわりましたか？
松浦）当時、東京に身を置いている環境を変えたいなと思っていたし、釜石にいる人達が仕事を楽しそうにやっていたのがいいなと思い、釜石ローカルベンチャーになったという流れになります。
悩ましい時期
松浦）歩くたびに壁にぶつかっていたのが、この釜石に来てからの2年目になります。去年の今ぐらいすごく泣いていました。ここって釜石きて2年で甲子柿に関しては、生産から加工品の開発、販売から色々やっていました。その中で壁にぶつかりつつ、本当に大変でした。
戸塚）深く関わったり、現場をみたからこその経験だったのではないかと私は感じます。
松浦）2年目はとても動いていたのですが、経済的に儲かっていたかというとそうじゃなかったというのが大きかったと思います。
戸塚）生産しようと思ったのは、それもきっかけなんですか？
松浦）そうですね。3年目に向けて色々やってきたけど、経済的に大変だということで仕事の幅を広げました。そうすると意外とすんなりいって釜石にいつつも他のこともできるなというのがわかりました。東京ともご縁があって関わりも持てて、最近は余裕ができました。
あなたにとって釜石とは？
自分のことをよく考えた場所
松浦）30後半になってもこんなに泣くかなというぐらい泣いて、よく考えたなっていうのが理由です。
あなたにとって人生の道しるべとは？
自分に正直に！
好きなものは好き、嫌いなものは嫌いで行こうよということです笑
戸塚）この1時間にこの考えが凝縮されていたような気がします！
松浦さん、ありがとうございました！
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