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鎌をひとつ、売ってみたい。

5月にnoteを知って、なんだか草刈りに目覚めたので「鎌ひとつ」と名前にして日記のように発信しはじめた。

草刈りをはじめは、勝手にやってよいのかわからないながら恐る恐る近所の市道脇の草ボーボーを刈って自己満足を楽しんだ。

そのうち人目も気にならなくなり市役所に確認とりながらどっぷり花壇に入って市民のやってよいレベルの草刈りをボランティアで楽しくやるようになる。
仕事にしてみたらいいとて、個人事業主の届けを出した。今では草刈りだけでなく家事代行までやるようになった。

地元で草刈りを頼まれてやるくらいの気軽な感じのおばちゃんであればいいかな。と思っていたが、全くアナログながらホームページを作ったり、Instagramをはじめてみたりするようになる。まだよくわからない世界だがおもしろい。物販もできるのでせっかくだから何か売りたいな、と思っていた。
最近私の住む知多半島に鍬や鎌などを専門に作ったり卸しているステキな業者さんに出会った。

「鎌ひとつあれば草が刈れる」

私がなんとなく、ずっと思っていたこと、
土と楽しく向き合える草刈り。

色々思うことはあるけれど、せっかく鎌ひとつとピンときた名前を記したい。
鎌ひとつの焼印を作り、不器用な私ができる限りの気持ちを込めておしてみる。上の写真。

感動。かわいい。自己満足にどっぷりつかる。

仕入れた鎌に焼印をつける。

鎌ひとつという名前の割に私は鎌のこといまいちよくわかってない。ただ自分にあった気持ちよく刈れる鎌ならなんでもいいと思う。
宣伝にもなっちゃうけど、私の出会った知多キリンさんの鎌、さすがの使いやすさだ。
どうやって売ろう。
まず今週末、近所でマルシェを手伝うから、一緒に鎌を並べさせてもらおう。
主人は鎌なんて売れる訳ない、とうまいこと言ってくれる。
いいんだもん。
鎌ひとつだから鎌をひとつ、買ってもらえたらそれは泣ける程私にとっての感動だろう。

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