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かまじにとってのミニチュアゲームとは(じょーとー市にむけて)
こんにちは、かまじです。
2024年になりましたね。今年は年始から大変な事が沢山起きたりして、なんだか落ち着かないムードになりましたがいかがお過ごしでしょうか。
どうか少しでも早く平穏な日々が訪れますように…
さて、今回はミニチュアゲーム対戦記録ではなく自分とミニチュアゲーム的な内容を書こうと思います。
なんで書こうかと思ったきっかけは、そうです来る2/24に行われる「おきなわボドゲじょーとー市みーち」で自分がミニチュアゲーム体験卓を担わせていただくためです。
一応開催日時と場所を記事に買いときましょうかね。
2024年2月24日(土)11:00〜15:30
那覇市首里にある沖縄県総合福祉センターゆいホールにて。
みんな来てね!
ミニチュアゲーマーというには恥ずかしいくらいの歴の浅さでめちゃ細々とやってる身としては大変恐縮ですが、やるからにはなんとか来場者さんにミニチュアゲームの魅力が少しでも伝わればいいなと思っておりまする。
そこで、改めてミニチュアゲームってなんだ?そもそも俺はどうやって始めたっけ?という思いが沸々と湧き上がり、またこれはイベント当日にも聞かれかねないなと考え一度考えをまとめたいなと思いノートを開きました。
1.ミニチュアゲームとの出会い
そもそもただのボードゲーマーだった自分がミニチュアゲームというかミニチュアゲーマーの方と接点を持ったのは忘れもしない、2016年です。
そう、サイズ大鎌戦役ですね!
このゲームをサイコロ堂さんが積極的に推してて駒をペイントまでされてました。
ボードゲームの駒を塗るという行為を見たのがこれが初めてで、実質的なミニチュアペイントというものに出会ったのもこのゲームからですね。色んな意味でエポックメイキングなゲームだったかと思います。
で、自分もゲームを買った際に初めてのミニチュアペイントをサイズで体験することになります。
#かミラジ30 #ボードゲームの駒ペイント
— かまじ (@kamaji_G) February 4, 2022
サイズ大鎌戦役。かまじのペイントライフはこれから!サイコロ堂で海外版日本語ルルブ付きの本体とアーミーペインター12色セットを買った記憶。
立体駒ボドゲのパイオニアではないかな。
多分1番お金を投資したゲームで、飛空船もペイントしました。懐かしい… pic.twitter.com/35XWt1XHfZ
その際に知り合ったのが、サイコロ堂さんに出入りされていた沖縄ミニチュアの方でした。その方とサイズを通じて交流を持ち、ミニチュアペイントからそうしてペイントした駒を集めて遊ぶミニチュアゲームなるものがありますよと教えてもらいます。
「今度体験卓をやるんで、来ませんか?」
というお誘いに導かれ、自分は運命的なゲームと初対面します。
そう、それがマリフォーです!
今日は #サイコロ堂 のマリフォー会に念願の初参加。
— かまじ (@kamaji_G) February 17, 2018
印象としては、ボドゲよりも自由度高いので一手がとても重く濃密なプレイ感。ただ敵を倒すだけじゃない戦略性の高さに惹かれた。@ball1630 さんや @inemiooo さんに教えてもらったお陰でその魅力の一旦は感じれました。
ありがとうございました! pic.twitter.com/S4mjMXlpYb
那覇市サイコロ堂のミニチュアゲーム専用卓(3f×3fが唯一広げられる正方形の大理石テーブル)で、沖縄ミニチュアのボールさんとイネオさんに手解きを受けて遊んだマリフォー2eがミニチュアゲーム初体験となりますね。
多分マクモーニングかレディジャスティスのどっちかを使った記憶…
元々はボードゲーム好きなので、ミニチュアというよりはそのゲーム性に深く感銘を受けてその沼に足を踏み入れかかりました…
ダメ押しはアレです。ブログ記事のヘッダーにもなってるおじさんなんです。
プロフ画像、ボブロスからボブロスに変えたつもりなのでよろしくお願いします。
— かまじ (@kamaji_G) December 1, 2019
豚のお腹に絵を描く、グレムリンなボブロスでございます。
実は #malifaux の世界に入ったきっかけは、こいつに一方的に一目惚れしたせいですw
Slop Haulerの限定モデルで、Ross Jebsonというやつでございます。 pic.twitter.com/Yok2jiwHGq
そう!ボブロス先生がいたんですよお!
マリフォーのミニチュアに!
これが最後の後押しとなって(本当は先輩がたの素晴らしいサポートなど他にも沢山あるけど)、マリフォー引いてはミニチュアゲーム沼にズブズブとハマっていった、かまじなのでした…
【マリフォー】
— かまじ (@kamaji_G) December 27, 2019
体験会やモデル自体の入手は去年だったが #M3e が出てから念願の初プレイできた。#沖縄ミニチュア のみなさんはもちろん、全国のファンの方々のアドバイスのお陰で楽しく遊んでます。
遊んでたらお店に車が突っ込んでバイクが壊れたのはいい思い出…じゃないなw
オールタイムベスト! pic.twitter.com/Qw6MUdElk1
これ以降はマリフォーはずっと最推しとしてありますが、フロストグレイブ、レンジャーズオブシャドウディープ、AoSなどは実際に遊ぶまでやり買って積んでるのは多数ある平凡なミニチュアゲーマーであります。
2.かまじにとってのミニチュアゲームとは?
ミニチュアゲームって何ですか?
これに応えるのは実はかなり難しいことだと思ってます。
ゲームルール自体もボードゲームっぽいマス目を使ったゲームもありますし、このジャンル特有のメジャーで計測するゲームも当然多いです。
このように、ミニチュアゲームはジャンルとしては確かに存在しているのにそれを説明するのが難しくなるほど多様化したともいえますね。
まあ、ボードゲームも「卓上で遊ぶことを想定したゲーム」くらいの広義じゃないと説明がつかないほど多様化したので、ミニチュアゲームも「ミニチュア単体で販売があるゲーム」くらいの説明でいいかもしれませんね。
そして、ミニチュアゲームはプレイ人口は決して多くはないものの色んな楽しみができるのが魅力のひとつです。
ペイントだけやってゲームを一切やらない(周りにプレイヤーがいないからできない)方も自分は立派なミニチュアゲーマーだと名乗っていいと思います。いつか遊べるといいですけどね。
それを大前提としておきながらあえて言いますが、自分個人としてはフルペイント(本体から土台までしっかりと塗り上げること)でフルゲーム(ゲームが推奨する規模でのゲームのこと)を目指していきたいとは思ってますし、一緒に遊ぶ仲間にも自分がプッシュしてるゲームはそうして欲しいと思ってます(強制はしないですし、それをやってとは言いません。うまく仕向けてみせますよ…)。
なぜならルールブックを開いたり公式HPの写真やSNSに上がってきたフルペイントフルゲームの盤面を見て興奮したからこのゲームに手を出したはずです。まずはそこを目指したいと思ってもいいですよね?
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そして、そこを目指すことに関してはメーカーもそのハードルの高さはちゃんと把握してて、特に業界最大手のゲームズワークショップが展開するウォーハンマーシリーズは手取り足取りミニチュアや塗料の選び方やペイント指南などを実施していて流石だなあと感心してます。
ただし、ペイントをどこまでやるかという完全に自己満足によって判断されるべきであるし、そこに他人は口出しはできないと思います。
であると同時にある一定の基準というか美意識はミニチュアゲームを嗜む人は持つべきであるとも思ってて、例えば最初はいいけどずっと素組み(未ペイント)を放置している人とは積極的に遊びたいとは自分は思わないです。単色でもいいから視認性を上げるために塗る意思がある方と遊びたいです。
これはあくまでも自分個人の考えですので、世の中には互いに素組みで延々と遊んでいるプレイヤーさん達ももちろんいるでしょう。
このホビーは多種多様な楽しみ方ができる分、軋轢を産まないためにそういったコミュニティ毎のポリシーなどをちゃんと話し合っておかないといけないのでそういう意味では大人なホビーかもしれませんね。
フルペイントフルゲームで遊ぶ興奮もあれば、おもちゃや缶詰を使って遊べるカジュアルな楽しさもどっちもあるのがミニチュアゲームです(実際じょーとー市には展示用と体験ゲームとしてどちらもご用意しております)。
さてここでようやく本題です。
ワタクシかまじが考えるミニチュアゲームとは?
そのゲーム本来が持ってる楽しさに、自ら組んで塗ることで唯一無二な自分だけの駒たちを作り上げる楽しさがプラスされて極上の体験を味わえるのがミニチュアゲームの1番の魅力だと思ってます。
そしてペイントとか関係なくミニチュアゲーム自体も遊んで欲しい楽しいルールの作品が沢山あるんですよ!
ボードゲームの駒を塗って遊ぶのもいいですが、ミニチュアゲームそのもののゲームルールが独特で面白いものが多く、またミニチュアの造形も惚れ惚れするような芸術的なものと出会えるのでやはりそこに踏み込まないと味わえない領域がミニチュアゲームにはありますし、お金や手間をかけてまで手を出す人がいるのはそうした魅力に取り憑かれているからでしょう。
ボードゲームは勝てなくても楽しいホビーだと思います。
ミニチュアゲームは更に一歩踏み出してて、互いに準備してきたミニチュア達を盤面に並べた時点でもう楽しいホビーなんですよね。互いのペイントを褒めたり写真を撮りあったり。
そして、その上で遊んで最高に楽しい。
遊んだらもっとこうしたいが出てくるから、新しいミニチュアが欲しくなる。
買ったミニチュアをまた組んで塗る…
という幸せの無限ループに。
そして、これも声を大にして言いたいんですがミニチュアゲーム自体面白いんですよ!特にマリフォーが個人的な推しですが、そうじゃなくても駒を動かして見えてるか視認して攻撃を当てる楽しさとか独特で面白いんです。
※マリフォーについては別記事に書いてますので、ぜひどうぞ。
3.じょーとー市で実施するミニチュアゲームコーナーでは何をやるのか
来るじょーとー市では、実際にご来場される皆様に何ができるのか結構悩みました。
少しでもミニチュアゲームの魅力を感じてもらいたい。何よりボドゲ買わなくても楽しいイベントだったな、ミニチュアゲームってやつ眺めて遊べて良かったなーと思ってもらいたいと。そこはブレずにやりたいなと。
悩んだのは、このイベントで何を成果とするか?ミニチュアゲーマーを増やしたいのか?ミニチュアゲームってものがあるんだーくらいのやつにするか?想定する客層は?展示と体験ゲームは何にするか?
と非常に悩ましかったです。
そして出した結論はこちら。
【展示ブース】
フルペイントフルゲームの盤面のゲームを最低3つは用意する。(可能なら)自分が全て用意するゲームは触ってもOKとしたい。プレイマットにテレインとミニチュアはもちろん、トークンやカードも配置して実際に遊んでる雰囲気を再現したい。各ゲームの簡単な紹介も添える。
来場するみなさんに、実際にフルペイントのミニチュアゲームを見てもらって純粋に楽しんでもらえれば。
【体験ゲーム】
親子でも楽しめる簡単なミニチュアゲームを2〜3個用意。15分程度で遊べる。
それとは別にマリフォー体験卓を準備。これはインスト込みで1時間程度を想定。
ミニチュアゲーム自体の魅力がギュッと詰まった作品を紹介してもらえたので、それをキッズ達に遊んでもらいたいなと。
マリフォー体験卓に関しては事前に予約をとるかもです。
こんな感じになります。
まだまだ準備中ですが、追って展示ゲームや体験ゲームのご紹介もできればと思います。
長くなりましたが、ここまで読んでくださってありがとうございました。
これを読まれた方と、当日お会いできますことを心より願っております。
改めまして2/24おきなわボドゲじょーとー市をよろしくお願いします。
Xで自分のプロフ画としてもお馴染みのボブロスが目印ですよ!