人生をスイスイ泳いでいくための魔法の杖!それはデザイン思考だ!
前回の続きです。(前回はこちら↓)
https://note.com/kamae123/n/nab20f7949dfe
デザイン思考はなぜ魔法の杖なのか?
それは、人生ゲームで10万ドル貰えるところに止まったようなものだからです。
あなたが解決したい課題、行き詰まっている問題を吹き飛ばし、新しい発見をもたらし、一気に前進させてくれるのです。
人生の難題に比べたら、結婚に対するモヤモヤなどオチャノコサイサイ。即時開放してくれるほど強力です。
今日は、そんな超強力なデザイン思考のほんの一部、いわば予告編的なものをお伝えします。
デザイン思考は、単に問題を解決するための思考法ではないということは、うっすら感じていただけたのではないでしょうか。
デザイン思考は、将来、自分が手に入れたいそ結果を実現させる道を示してくれます。
将来達成したい目標を見定めて、チャレンジしながら、確実に目標に近づいていく思考法です。
そういう意味では「思考法」というよりも「試行法」に近いと言えるかもしれません。
論理的な思考とアイディアを生み出す直感的な思考を組み合わせ、プロトタイプを作り、あるいは実際にチャレンジして、めざす目標やゴールを達成する方法なのです。
私はこのデザイン思考こそが、目標達成のための最強の思考法だと信じています。
デザイン思考の根幹には「よい解決方法はユーザーを中心とした試行錯誤からしか生まれない」という考え方があります。
これはデザイン思考の哲学と言っても良いでしょう。
一直線に正解に近づいていくやり方ではなく、柔軟に何回も繰り返し、グルグル回していきながら正解を導き出すやり方なのです。
具体的には、どのようなアプローチをするのでしょうか。
デザイン思考を世の中に広めたスタンフォード大学の方法論をもとに、テーマを「モノづくり」と仮定して、説明していきます。
デザイン思考の5ステップ
デザイン思考は以下の5つの基本的ステップで進めていきます。
1. Empathy 理解・共感
2. Define 問題定義
3. Ideate アイディア出し
4. Prototype 試作
5. Test テスト
これが1サイクルです。
このサイクルをグルグル何回も回し続けて、ゴールを達成するのです。
各ステップを簡単に説明します。
1.Empathy 理解・共感
ユーザーの状況や気持ちを深く理解し、共感する、というのがファースト・ステップです。そのためには、ユーザーを注意深く観察しなければなりません。従来のマーケティングの定番であるアンケートをとるといった方法だけではダメで、徹底的な対話とユーザーが商品やサービスを実際に使用している状況を直接観察するところまで踏み込んでいきます。ただし、現場に必ず行かなければならないわけではありません。ユーザーの気持ちを理解し共感することが目的なので、例えば家の収納家具のアイディアをデザイン思考で創り出したいのであれば、家庭の室内写真をできるだけたくさん集めるといったことでもよいでしょう。大事なのは「観察すること」です。観察によって問題を発見するのです。
2.Define 問題定義
ファースト・ステップでユーザーの状況や気持ちを理解し共感できれば、自ずと問題が見えてきます。正しい問題設定こそが、正しい問題解決の唯一の方法である、というのがデザイン思考の考え方です。このステップでは、問題点を明確に表現する定義文を作成し、この後のステップで着眼点がブレないようにする狙いがあります。
3.Ideate アイディア出し
いよいよアイディア創出の段階に入ります。デザイン思考では単に正しいと思われるアイディアを見つけるというのではなく、可能性を広げるようなアイディア出しを目指します。デザイン思考は試行錯誤の方法論です。そのため幅広いアイディアを生み出すことが重要なのです。アイディア出しの方法は、ブレインストーミング、ボディストーミング、マインドマップ、スケッチなどのテクニックを使います。
4.Prototype 試作
いよいよデザイン思考の真骨頂、プロトタイプ、試行の段階に入ります。デザイン思考におけるプロトタイプは考えるために作り、試作して学びます。初期段階では素早く、安く作り、たくさんのフィードバックをもらいます。安く、早く失敗する、というマインドが大事なのです。そのためユーザーと対話できるものであれば、どんなモノを使っても構いません。試作が進んでいくとおのずとポイントも絞られて来ます。プロトタイプの段階は作るということに主眼をおいていますが、それをテストしたり、評価したりするわけですから、次の最終ステップであるテスト段階とも連動しています。
5.Test テスト
最終ステップのテストの目的は、自分の解決策がユーザーにどう機能するか、それを学ぶことです。ユーザーの共感度を図る、と言っても良いかもしれません。正しい解決策を得るためには、できる限りユーザーが使う環境でテストします。デザイン思考は試行錯誤が信条です。一発で正解にたどり着くことはめったにありません。まずは小さく、失敗しても良いようにテストして、ユーザーとの共感度を上げて行きます。その回数が増えて行けば、共感度が上がり、最適解が得られる、というわけです。
ここではデザイン思考の5ステップをざっと説明しました。人生デザインのプロセスにおいても、この5ステップを使います。
次回は、婚活に当てはめて、5ステップの具体例を説明していきます。お楽しみに!
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