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『新解釈・三國志』
土曜日ですね、今日の映画は『新解釈・三國志』です。
話題になっていたので観ました。まず感想から書きますが、正直ぼくは「ちょっとな」と素直に思っちゃいました。
あらすじ
2020年、みんながこれを待っていた!天下無双のエンターテイメント超大作!『銀魂』×『今日俺‼︎』×『勇者ヨシヒコ』全員集合‼︎
『新解釈三園志』とは?
今から1800年前。中華統一を巡り三国【鍵··呉】が群雄割拠していた時代。民の平穏を願い、のちに英雄と呼ばれる一人の男劉備が立ち上がった。
激動の乱世を経て、物語はやがて[競軍80万]vs[呉連合軍3万]という、圧倒的兵力差が激突する「赤壁の戦い」に突入していく!
という超有名歴史エンターテイメント三国志」を“脚本監督: 福田雄一流の新たな解釈”で描く、完全オリジナル映画でございます。
(映画『新解釈・三國志』公式サイトより引用)
まずは前提としてこれを書かせてください。
映画という大作を作ることは、いろんな人の協力がなければできません。それは人、お金もそうですが、本当に労力のかかることで「本当にお疲れ様です」と思っています。こういった背景も理解しているつもりです。
それでも言わなければと思ったので書きます。
ぼくは正直ピンとこなかったです。はい。リアルに。そもそも映画館の予告編、テレビCMを見るうちに、期待値が上がっていたとは思っています。
この映像ですね。
その期待を胸に映画館へ行きました。
この結果どうしてピンとこなかったのか、それは期待値とのズレからきているんだと思います。どういうことかを可視化していくと、
『新解釈・三國志』のイメージ
① 豪華キャストが出演している
② 三国志がイジられて面白いコンテンツになっている
このあたりのことをぼくは期待していたんです。
それが実際にはどうだったかというと
① 豪華キャストが出演している
→これはその通りでした。本当にたくさんの方が出演されていたと思います。ただ全員が豪華だとメリハリが生まれにくいのかなと感じました。
テレビでも紹介されていましたが、貂蝉が舞を披露するシーンでもアドリブがあったりして、福田監督のテイストは「こんなかんじかな」(結構自由なかんじ?)という気もします。
でも、ここまでキャラが引き立てられていると、作品によってはそれが合わないこともあるなとぼくは思いました。
② 三国志がイジられて面白いコンテンツになっている
→ここにも違和感を感じてしまい、正直ぼくとは合わなかったです。
ただ、この映画を観にくる人の前提をどう想定されているのかにもよるのかなと思います。
一応ぼくは三国志のことを知っているつもりですが、本来の三国志についてわかっている人に向けて笑いにするのか、それとも説明しながら進めていくのかは難しいところなんだろうなと思いました。
全体的に言えるのは、これほどのキャストが揃っていたら2時間の映画というよりはテレビドラマの尺、クールでコンテンツを作る方が当たっていたかもという気がします。
ここにきて急なフォローをするつもりはありませんが、やっぱり題材と料理の仕方なんだろうなと思いました。豪華キャスト+監督のやり方が調理だとしたら、三国志という題材とのマッチングが肝心なのかなと。
もしもこのメンバーで「今日から俺は‼︎」の特別編が公開されたとしたら、30〜50億円くらいの興行収入になるんだろうなとぼくは想像してしまいました。
これがエンタメの面白くて難しいところですね。
(ヘッダー画像引用元:映画『新解釈・三國志』)
それではまた明日。
最後に。
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