六段70m滝とは1段平均11.666…mなんか確かめてみようツアー! 小橡川左又谷ネガエリ谷 標高915mから上流
出発まで
前夜泊宴会はツトムクルーズさん邸にて世界のミユキ様達も一緒に晩酌。沢登り好きの家族を持つ悩みについて共有したり、fbの自撮り画やドライビングDJネタなど、他、色々とオモロかった。
朝5時前に前泊地を発ち、6時半には大台ケ原ドライブウェイ81番ポスト付近着。
降雨なしで雲の切れ間もあったのはラッキーだが、涼し過ぎて遡行が寒いのではと心配した。
遡行
モノレールに沿って下り、モノレール終点過ぎて、そのまま尾根を下って標高1113m地点の手前のコル着。コルから東側に遡行してくる予定の谷も見えて、そこは癒やし渓やった。
コルから懸垂10m1pも交えて西側のザレを落石発生させながら降り、先日の遡行時に見た倒木の滝に着く。先日よりも流量は多い。
出発から1時間で本日の遡行開始地点である標高915m二又に着いた。
中庄谷さんや吉岡さんが「六段70m」と描いてる滝の段数や各滝の高さを確認することと、その滝より上流がどうなってるのかを見るというのが課題。
六段70mらしき滝は割とスグに出てきた。でもこれ、最下段をどの滝にしてはんのかなぁ?多分あれやろけど…。
谷中で合羽を着たときに8mm20mを置き忘れ、懸垂して取りに戻った。
仮称六段70mの一番下の滝をF1とする。1p目、9:55から俺リード。クラックのあるとこを登った。ハーケン1枚、小さめのカム1つ、クラックに辿り着いて中くらいのカム2つ、いや3つ使ったけど、途中で1つ外した。で、ドロドロクラックでカムA0で登ろうとしてて、あと1m弱でクラックを抜けるというところで、ザックがひっかかって、疲れて何度もテンション。カムはガッチリ効いていた。3回ほどトライしたがソコが登れず、ロワーダウンで降りて、ツトムクルーズさんと選手交代。ツトムクルーズさんはザックを置いて空身でトライ開始が10:45。クラックの最上部はクラックの外側の右岸側にホールドを見つけて突破。流石やなと。
で、ハーケン1枚打って、2m乾いたところを登って、ハーケン2枚で支点をとり、持ってってもろてた8mm20mで荷揚げ。この辺りでトランシーバーが電池切れになり、またパーティーとして荷揚げには慣れてないこともあり、色々と手間暇がかかった。晴れてきて暑なってきた。
二番手は俺。のぶりんが回収しにくそうなカムは予め回収しておいた。核心部はロープ登高で越えた。3番手のノブリンも苦労して時間をかけて登ってきた。
2ピッチ目35mは俺リード。すぐに樹林帯に入ることも出来たが、せっかくやから?と、滝横の岩盤をジグザグに登っていく。ハーケン3枚。ハーケン3枚目がF2落ち口付近やった。立木でビレイ解除。ここで回収出来ず、ハーケン残置1枚。意識低い系でスンマセン。
3ピッチ目20mはノブリン。途中、ハーケンなかなか入らず諦めたり、滝の水流を越えて左岸側の立木を目指したり、また戻って水流際右岸側を登ったり、結構時間をかけて登ってた。フォローしてみると、いい地点でビレイしてくれてて、なるほどな、と。ノブリンピッチ終了点がF4落口。
4ピッチ目30mは俺リード。出だしはカム2つとボールナッツでバックアップとりつつ、ヘツリ気味に右岸水流際をトラバース。最近ボールナッツのリバイバルキャンペーン中。その後、水流ど真ん中を歩いたり登ったりして、
15:15に六段70m滝(俺の段数カウントでは7段)を3人で登り終えた。最後は立木でビレイやったけど、濡れ濡れで合羽着てても寒かった。
あとは癒し渓やろ、と、ロープもしまって余韻に浸りながら歩き始めてスグにゴルジュ出現。基本、谷中を濡れ濡れで進んでいけたが2ヶ所、右岸側を巻いた。この頃から曇ってきて暗くなり寒くなり、時間も迫ってきて緊張感の漂う遡行になった。
17時にシャリバテでインスタントラーメン休憩。その後の大台ケ原ドライブウェイへの詰めでは、ガチャの重さが大腿四頭筋にバチ効き。
下山後
18時前に駐車地着で日帰り温泉も閉まってて、仕方がないので?116円/lのとこで満タンにして帰途。途中、道沿いの焼肉屋の匂いが脳味噌にコビりつき、ノブリンを下ろしたあと業務スーパーで安いハラミを買ってから自宅で晩酌。
遡行図
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