【介護ビジネスは儲かるの?】
インキュベクス上村です。
タイトルの「介護ビジネスは儲かるの?」の結論からご紹介しますが、、結論は○。
否、◎(にじゅうまる)です。
、、今回は特に訪問看護ステーションの現状についてご紹介いたします。
本題にに入る前に私たちグループの実績基地です。ご利用者様の数はおよそ400名、ナースは20名が在籍しています。
ケアマネ事務所併設し(2024年6月より)、訪問診療クリニック(私達はバックを担当)を併設しどこまでも地域に必要とされるサービス提供をこだわりたいのです。
◆訪問看護ステーション採用は1にも2にもどんなスタッフが採用できるかなのです。
訪問看護ステーションの許可基準は、2.5名以上のナースが在籍していることと記されています。
ただし誰でも良いかと言うと、そうではありません。ケアマネジャーや病院、退院、調整室からの指名を受けられる背景スキル、経験値が求められるからなのです。
ちなみにお給料で言うと50万円前後の支払いを考えておけばよろしいかと思います。
訪問看護ステーション経営は人件費を下げて利益を出すモデルではありません。
少なくとも、救急救命や急性期5年経験のあるスキルプレイヤーが8名ぐらい在籍する位までに耐えられる資金力が求められるのです。
訪問看護ステーションの利用者数は200名以上を超える規模感が看護師8名が在籍するステーションかと思います。
◆介護ビジネスの黒字化に大切なのは原価管理かなぁと思うんですよね。
原価管理を一言で言うと、いくらの売り上げを上げるために、いくらの経費をかけるのかと言うシンプルな問題なんですが、この計算を見誤る場合は結構ありますよね。そもそも計算自体をしてないような方なんかもいらっしゃるかもしれません。
◆人件費には法定福利費18%がかかることを見過ごしている方もいらっしゃるかもしれません。
例えば、看護師さんのお給料が月額50万円であれば、法定福利費は別途10万円ほどが加算されることで利益は圧迫されます。さらに交通費などもざっくり計算すると、命とりになりになるわけです。
ちなみに我が社であれば看護師やPTのご自宅の近くに駐車場1台借り受けてもらってますので、一人当たりの人件費に加えて、駐車場手当2.5万円ほどが加算になるわけです。
◆ナース一人当たりの採用にかかる原価は、わが社であればこのような数字となります。
①基本給 50万
②法定福利費10万
③ 駐車場手当2.5万
④食事、手当1万
つまり、新入社員レベルであっても月間63万 が原価となります。
◆訪問看護ステーションにおける看護師さんの売り上げ目標をいくらに設定するのかも大切ですよね。
上記の通り、看護師さん一人当たりの原価は月間63万円。
目標売り上げは100万である場合、稼働率100%であっても、突き当たりの営業利益は37万円となります。
◆看護師さんの待遇に重きを置く私たちのようなグループは大規模化することで利益が出るのです。
ご紹介したように、看護師さん一人当たりが生み出す。利益は月当たり40万円ほど。
ですから看護師さんが3名いても、5名いても損益分岐点を超えることができません。
◆看護師を良くして、さらに利益を追求する場合の結論は大規模化するしかないのです。
私たちグループには現在看護師さんが20名ほど在籍します。
一般的な訪問看護ステーションは人件費比率を下げ、利益の獲得を目指しますが、私たちは人件費を下げることなく、稼働率の向上並びに医療人を大量に採用することで、利益の確保を目指すのです。
◆そもそも楽観的な事業計画が原因で、資金不足に陥る可能性も大いにあります。
例えば、訪問看護ステーションの開業から1年は集客に苦労するかもしれません。
一生懸命にケアマネージャーに訪問しても、病院へのアプローチをしたとしても、月にいただけるお仕事の量は3件や4件だけかもしれません。
オンコールを当たり前にし、医療依存度の高めの人でも断らないで、対応ができますと言う前提であれば月間10名20名のオーダーが頂戴できる場合もあります。
仕事が取れない理由の1つは、新規参入組が本当に継続してサービス提供ができるのか?そもそも訪問看護ステーションとしてのスキルがあるのか?といった基本的なスタンスが地域から見られているのです。
◆介護ビジネス利益は利益が出ないとおっしゃる知人の多くは経営そのものをスタッフに丸投げしているケースもあります。
ここで何が起こってるかと言うと、全てが出たとこ勝負なのです。
出たとこ勝負とは売り上げ計画がなければ、成長に関する計画スキームもない人員配置も適当と言う現状です。
様々な事業所には管理会計を専業にする人、あるいは数字にたけた人間はどれぐらい配置されてるのでしょうか。
数値に長けた方はどれぐらい配置されているのでしょうか?
それでは私どもインキュベクスグループの直営する介護サービスの投下資本等にに対する利益をご紹介して参ります。
◆大規模訪問看護ステーションの実績値(開業から5年の1号店の場合)
横浜市鶴見区で開業した訪問看護ステーションは看護師が20名ほどPT (理学療法士)が18名ほど在籍する訪問看護ステーションです。
今まではいわゆるリハ型と言うスタイルのステーション(今後少しずつの変化は必要かと思います。)
年商は2.5億円程。利用者様
400名弱に対するサービス提供の毎日です。
◆訪問看護ステーションの営業利益
私たちの訪問看護ステーションの利益率はおよそ20%。既に訪問看護ステーション経営をやられている方から見ると、低いなって見えるかもしれません。
しかし、私は満足です。
◆ナースの給与平均600万円以上、PTの給与平均550万をお支払いした上で利益を残す、そのような企業姿勢です。
わたしが、訪問看護ステーションに投資する資金はおよそ2500万円。
誰にでもお勧めできるわけではありませんが、マネージメント経験がある方チームメイクの経験がある方、最後に資金が用意できる方であればチャレンジしてみても面白いかもしれません。
◆ 400名の利用者を持つ訪問看護ステーションはいつでも視察できます。
ナース20名、PT (理学療法士)20名、そしてそれを支えるドクター4名、ケアマネジャー等。
あ!ちなみに私は介護施設も経営しています。
ぜひ視察にいらして下さい
#訪問看護ステーション経営
#訪問看護ステーションをフランチャイズ
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