【独立開業を目指すドクターに対して、私達の支援制度を 説明します】
インキュベクス上村です。
2024年3月、将来、独立開業を希望するドクターとの話し合いをスタートします。
話し合いは1年ほど続きますので、早ければ2024年末から2025年の初めにかけての入職すり合わせとなります
私がドクターと打ち合わせをする場合は、ドクターの不安がなくなるまで話し合いを継続して持つことを心がけています。
参考までに2024年4月から独立開業目指し入職するドクターの事例でご紹介いたします
◆2026年の独立を目指すドクターと話し合ってきた内容
2024年4月に入職するドクターの打ち合わせは、これまで約1年間、お互いのボタンの掛け違いがないよう何度も何度もコミュニケーションを交わしたのです。
◆まずは訪問診療の成長性や将来性そして収支に関する話し合いでした。
もともとは訪問看護ステーションの開業を目指していたドクターですが、訪問看護ステーションで独立開業するのではなく、私からはご自身の医師資格お使い、独立開業することを提案いたしました。
訪問看護ステーション開業計画から、訪問診療クリニック開業の方針転換には少々時間がかかりました。
訪問診療開業の際には5名から6名位の体制に育てていきたいと星おっしゃっています。
◆クリニック見学・院長との面談が最初の段階
私との話しあいで、大まかな方針方向を確認した後、クリニックの院長との面談やバックオフィスの視察などをしていただきました。少なくとも2年ほどは一緒にお仕事をするパートナーでもあります。医療方針含めて話し合いには時間をかけました。
訪問診療はアルバイトで経験したことのあるドクターですが、念には念を入れてクリニックの職場見学や、訪問同行などもお願いしました。この時はじっくりと3時間位でしょうか?
また、将来経営者も兼ねるドクターですのでクリニックの経営状況や、立ち上げにあたっての苦労、訪問診療の時代到来をすり合わせました。
院長とは30歳以上の差がありありましたが、成長したい人、成長したい人をバックアップしたい院長と言う関係はできそうです。
◆事務長、ドクターそして私を入れた3名での詳細事項の確認を行って参りました。
院長との面談を終えたあと、半年ほどの時間をかけて様々な話し合いを行ってきました
例えば、雇用条件。入職から2年間はドクターとしての勤務をお願いいたしておりますが、初年度私たちが用意した年収は1800万円。この金額を保証した上で独立までの準備を様々行っていくのです。
◇契約期間・雇用条件
◇保険について
◇医療事故等に関する弁護士対応
◇訪問診療に関する収支
◇各種手当に関する説明
◇バックオフィスの役割
◇ケアマネ事業所併設の優位性
◇訪問看護ステーション連携に関する情報共有
◇使用するカルテ、レセコン
◇引越しに関する手当補助
◇車両貸与に関する補助
◇オンコール体制
◇2年後の入職に向けた暖簾分けに関する概要すり合わせ
その他、大量な情報のすり合わせをグループLINEを作り、打ち合わせを進め、決定事項は書面を発行すると言う作業を繰り返してきました。
それこそ、手作りの打ち合わせですね。
◆ドクターには、徹底的に医療サービスに集中できるような環境整備をするのが私たちの役割。
入職前に細すり合わせを行ってきています。また、入職前に多くの疑問に答えていく作業を行ってきたからこそ、入職後のドクターには、医療に集中できる環境が提供できるのです。
2年後の独立以降もビジネスパートナーとして二人三脚をしていく間からです。
私のスタンスはささいな事でも、不安を感じたり、?な事項があった場合は、すぐにご連絡いただくことをお願いをしています。
その上でできるだけスピーディーに対処することを考えてきました。
◆質の高い訪問医療を提供するために
私が考える訪問診療の理想は、ドクターを支えるバックオフィスが充実していると言うことです。
具体的には、以下の職種の配置なども重要かと思っています。
◇事務長(営業、各種調整、)
◇診療ナース(医療連携 兼務)
◇MSW(診療アシスタント)
◇請求事務スタッフ
◇総務経理
◇IT・システム・web等
このような人員配置についても目的、そしてその効果を詳しくご説明しています。