【先行ワンキル型60GSクシャ粛声BF】について
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使用理由
令和6年12月、マスターデュエルにギミック・パペットの新規カードが実装されました。
かねてから先行ワンキルルートを考察していたのもあって実践したいと考えたわけですね。
それでいざ実践してみると事故札の多さ、貫通力のなさ、決まれば強いが決まれば強いは強くない、ぶっちゃけギミパペ使った方がいいような有様でした。
しかし、これは従来のBFやカリユガ型BFにも言えるんです。
じゃあ事故率減らして貫通力上げるのはどうすればいいんだと、絶望しながら脳にアルコールを与えていたら、「強いカードで事故札希釈しちゃえばいいじゃん」と天啓が降りてきたので試行錯誤しながらこの形に至りました。
それで形も整い、まぁなんとかマスター1まで行けたのでこうしてまとめることにしたのです。
基本展開
先行は、当然先行ワンキルを狙っていきます。
事故札だけじゃなくBFも希釈されてれるのに先行ワンキルなんてほとんど出ないんじゃ、となると思いますが、このデッキの先行ワンキルの条件は、
・ヴァータ1枚
・召喚権を使わずにランク7
・召喚権を使ったランク7+1
の3種になります。
なのでクシャトリラや粛声が採用されているんですね。
また、これらのカードは非常に強力で、誘発を誘発するの能力が非常に高いです。
つまり、
クシャや粛声に誘発を撃たせる→先行ワンキルを通して勝つ
というのが基本コンセプトになります。
後攻も狙えるなら先行と同じくバーンを通す形にしたいですね。
後攻も同じく妨害にクシャ粛声を当てたり、殴ってメイン2からバーンを通すこともあります。
また、殴る基準として相手の場のモンスターが
□■□■□
こういう時ですね。
要は、エクストラゾーン前が両方埋まっている時です。
サモソの効果の都合上、マーカーの先にしかモンスターを置けないのでそこのモンスターは排除しておく必要があります。
カードの出し方は基本的に
クシャ>イリュージョンカオス>サフィラからの儀式>ヴァータ素引きしているスズリ>粛声パーツ素引きのロー>スズリ、ヴァータ>ロー
になると思います。
展開ルート
①ヴァータ1枚
ヴァータNSEFゾンダ落としてBFDSS、ゾンダEFクナイSSEF、BFDをレベル5にクナイBFDでブレストSSEFスキップサーチ発動アーセSSEFゼピュSS
アーセゼピュでワイズSSEFシャマSSアーセEFフォースSSワイズEFシェイブセット
フォースEFシャマサーチEF黒羽発動ゼピュEF黒羽戻してSS黒羽再発動シャマゼピュでベエルゼSSEF黒羽EFシャマSSベエルゼシャマでオニマルSSシャマEFBFをハンドに
チューナーになっているオニマルと墓地のBFDでBFADSSシェイブ発動アーセ素材にファナティクスSSEFベエルゼを相手の場にSS
ワイズフォースでサモソSSEFハンドに戻したBFを相手の場にSSファナティクスEFBF破壊バーン
以下ベエルゼループ
②召喚権使わないレベル7×2
レベル7二枚でアーセSSEFゼピュSSアーセゼピュでワイズSSEFスズリSSゼピュEFスズリ戻してSSスズリNSEFヴァータサーチSSEFゾンダ落としてBFDSSゾンダEFクナイSSクナイBFDでブレストSSEFスキップサーチワイズEFシェイブセット
スキップ発動アーセSSEFシャマSSアーセとゼピュ(スズリでもよい)でリトルナイトSSアーセEFフォースSSEFシャマサーチシャマEF黒羽発動シャマスズリでベエルゼSS黒羽EFシャマSSベエルゼシャマでオニマルSSシャマEFBFをハンドに
オニマルBFDでBFADSSシェイブ発動アーセ素材にファナティクスSSEF相手の場にベエルゼSSサモソSSEF相手の場にBFSSファナティクスEFBF破壊バーン
以下ベエルゼループ
③レベル7×2+なにか1体(召喚権使用)(ハンドコスト1)
レベル7二枚でアーセSSEFゼピュSSアーセゼピュでワイズSSEFスズリSSゼピュEFスズリ戻してSSゼピュなんかでゴブリンSSEFハンド切ってスズリNSEFヴァータサーチSSEF…以降レベル7×2ルートとほぼ一緒(リトルナイト出す際はアーセとゴブリンで)
カードの採用理由
上から、
・マジシャンズソウルズ…イリュージョンカオスのサーチ先、③ルートのなんか1用、使い切った結界や祝福、キル前提なら泡を切ってハンド交換
イリュージョンカオスでハンド交換が一番の用途で、それ以外は微妙スペックなので1枚
・ロー…粛声エンジン、③の1枚用、召喚権を使うが場にレベル7を出せる、サフィラのコストにも必要、諸々考えると素引きしたいカードなので3枚
・増G…天盃には効きが薄いが、他のデッキには大体効く、60デッキなので強い誘発は多く入れておきたいので3枚
・ヴァータ…このデッキの核、当然素引きしたいので3枚
・うさぎ…アクティブに使える誘発、使いたい場面が若干限定されるのとデッキがぎちぎちなので2枚
・うらら…貴重なGメタ、脳死で3枚
・ゼピュ…BFデッキの潤滑油、とはいえ素引きは絶対したくないので1枚
・シャマ…3枚あるとコストに使えるが、素引きしても何のうまみも
なく、事故札を減らすのがコンセプトなので展開に必須な2枚のみ
・スズリ…BFの核、これを減らすのはあり得ないので3枚
・クナイ…事故札、素引きは絶対したくないので1枚
・ゾンダ…同上、何より素引きしてはいけないのでイリュージョンカオスを採用したくらい、2枚素引きすると台パンしたくなる
・サフィラ…召喚権を使わずレベル7を供給できるが、儀式素材も必要、とはいえ泡ヴェを弾けるサウラヴィスを引けるので3枚
・ズメイ…限定的な誘発だが、レベル7であり、あらゆるスモワの中継点として優秀、素引きしても使えるとは限らないので1枚
・フェンリル…言わずもがな、レベル7軸なら入れない理由はない
・ユニコーン…同上、バースの採用はちょっと考えたけど誘発を撃ってほしいので採用した
・サウラヴィス…泡ヴェを弾ける貫通札、粛声の展開札、コスト、有用で素引きしたくはあるが、重なってもあまりうまみがないため2枚
・イリュージョンオブカオス…ハンドに来たゾンダや、祈りを戻す用、粛声儀式のコスト、腐ることは少ないため積極的に引いていきたく3枚
・ローガーディアン…粛声の展開札、妥協盤面の要、とはいえ素引きはそこまで強くもなく、サーチ可能なので1枚
・羽根帚…後攻捲り用、素引きか号で釣ってくる
・シェイブ…展開の一部、素引きはしたくないが、2枚あるとスズリからなら先行ワンキルが多分成立するので1~2枚、要検討
・スキップ…展開の一部、ハンド次第では貫通札だが、限定的なため1枚が安定
・ライスト…羽根と似たような理由で1枚、こっちの場に残っていると使えなく、号で羽根と打ち分けるために二種類採用
・才…誘発妨害を受けたときの最強札、全効果使うが、肝心の誘発を撃たれないと腐るのと、複数引きたいわけではないので2枚
・スモワ…あらゆるカードのサーチ札、正直デッキを入れ替えすぎてどこから何に繋がるかは覚えきっていない、とはいえ最強サーチなので3枚
・号…スタンバイ増G等にも対応できて上記の魔法全てや泡をサーチできる、才と同じ理由で2枚
・パライゾス…クシャトリラサーチ、クシャトリラ入れるなら脳死で採用できる
・祈り…サフィラのコスト、ハンド次第では普通に儀式もでき、墓地効果も有用、2枚欲しい場面もあれば事故札でもあるので悩ましい
・黒羽…事故札の一種、展開中サーチできるので1枚
・バース…事故札ともいえるが、初動のごまかし、妨害効果も非常に有用であり、デッキに眠っていればユニコーンに泡ヴェを釣らせることもできるので1枚採用
・結界…粛声の軸、2枚採用なのは単純で、URポイントが足りなかった
・祝福…事故札だが、レベル7を複数用意できる、粛声の持久力を上げられるので1枚採用
・墓穴…Gメタに脳死採用
・指名者…同上
・泡…墓穴の効かない誘発、前後どちらでも頼れるので3枚採用
エクストラ
・バロネス…うさぎうららとクシャトリラで作れるが、正直この形になってからは使用しなかった、変更最有力
・ダイナモンド…粛声しか展開できなかった場合、バウンスができるのと、誤魔化しで採用、自由枠
それ以外…全部展開に必要
不採用カード
・ヴェ…アクティブな誘発なため採用してもよかったが、天盃、ギミパペに弱めなので不採用
・ドロバ…正直最強誘発だと思うが、効かない相手には本当に効かず、天盃もチュンドラ引かれた時点で負けなので不採用
・わらし…Dクロ深淵をメタれるが、アクティブには撃てないので不採用
・Dクロ…ギミパペには効くし、そこそこ使える場面もあると思うが、1:1交換としてはあまり強く感じず、スモワのコストにもならないので不採用
・深淵…使える相手が限定的で、レベルもかみ合わないため不採用
・ホルス…パーツとしては有用だが、先行ワンキル型としては採用自体が後ろ向きなため不採用
・シムーン旋風…BF濃度が薄いので事故要素にしかならない
・141…正直採用したいがポイントが足りなかった
・サベージ…正直バロネスとの交換はあるが砕いたのでストレージになかった
・アライズハート…採用を考えたが、まだサベージのほうが優先される
・マスカレ…止まるタイミングの盤面はあまり横に伸びていない事が多く、マスカレを経由する暇はなかった
弱点
一番の弱点は増Gです。
他の誘発は貫通できますが、増Gはメタカードの濃度が薄れるので特に弱くなります。
割とどうしようもないので、どうにか誤魔化しましょう。
他にはDクロ深淵にも弱いです、途中で展開が止まるので、サベージやなんかしら妨害札を考えたいと思います。
そして事故札を引く確率は減っても0になっていないことです。
事故札3枚とかもざらです、台を殴って抑えましょう。
最後に、URポをめちゃくちゃ使うことです。
このデッキですらメインに43枚、エクストラに10枚URぽを使っていますので、一から組むのはおすすめしません。
今後は
フワロスの実装がありますが、粛声やクシャトリラで止まれれば比較的Gよりはやりやすいと思います。
しばらくはこのまま使っていけると思いますので、またなにか思いついたら記事にしたいと思います。