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Ⓜ️モンスターペアレント日記【全ては手帳ママ】

僕は現役で中学校教師をやっている者です。
日々、生徒とともにこんだけ生活をしていれば様々な問題、考えられない出来事というのは多いです。
普通だったら絶対に他言できないこと。
それを、noteに匿名で出来事を書き込みます。
是非お読みになり、今の学校現場の現実を知ってみてください。

全て実話です。

今回から、生徒の日常ではなく、実際にいたモンスターペアレントについて書きたいと思います。

今日は、以下のテーマの実際にあったエピソードを書きます。

「全ては手帳ママ」

その子を僕は中学2.3年生の時担任をしていました。当時の僕は飛び込みで2年の担任をし、あまり状況が分からないところからのスタートでした。

最初の学年会でこの親が大変だということは聞いてはいましたが、その親は想像を超える大変さがありました。

まず、なにが怖かったかって、その生徒は親の全て言いなりです。

親がこの先生嫌いとなったら、その子もその先生を嫌い悪く言います。

親が学校に行かなくていいと言ったら、学校には来ません。

親が授業受けなくていいと言ったら、別室で取り出しの授業を要求してきます。

本当に言葉を選ばずに言うと自分中心に世界が回ってると勘違いしている厄介ママでした。

さらに、驚くことに、生徒はそれぞれ友人または1人で歩いて登校するのが原則です。しかし、その子は毎朝お母さんと歩いて登校してきます。
しかも!毎朝担任である僕と朝話をしに来るのです。

「昨日こういうことがあって、あの子傷ついてるので先生ちゃんと見てください。」
「英語の先生うるさくて嫌って言ってたんで今日は別室で受けさせてください。」

そして、極め付けは、今日あった出来事を全て事細かに、僕がその子が持っている手帳に毎日書かなくてはなりませんでした。

恐らくこれを読んでくださっている多くの人は、そこまでする必要があるのか。
断ればいいじゃないかと思う方が多いと思います。

しかし、これが学校現場の現実です。
なるべく、火を大きくしないためになにをするって犠牲になるのは基本的に教師です。

僕はダメなことはダメ、良いことは良い。

そうしっかり、子供だけでなく親にも言っていけるような教師になりたいとこの時心から思いました。

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