【特集】今月の気になるあの作品
はじめまして、編集担当のちゃこです🐈
カルナディア文庫、特集記事の初回は、5月上旬発売の伊達憂先生のTL小説『Not empty fake──政略の契りの果てに──』です。
この作品はレミニテ公国の公爵令嬢フォスティーヌと、オーリア公国の侯爵アロイシウスの政略結婚から始まるドラマチックなラブストーリーとなっています。
ピュアで真面目なフォスティーヌと遊び人で外面のいいアロイシウス──不器用な二人の恋にキュンキュンすること間違いなしです💕
フォスティーヌとアロイシウス、そしてフォスティーヌの幼馴染であるレオナードとその妻メルヴァ──4人が織りなすストーリーを、ぜひお手にとってお楽しみください🐾
【 フォスティーヌ 】
清廉潔白なイメージ通り、生真面目な少女。淑女然と勉学に励む傍ら、ロマンティックな恋愛に密かに憧れている。幼馴染であるレオナードを慕っている。
【 アロイシウス 】
華やかで社交的な第一印象を持たれがちだが、実際はあくどい。自分の見目の良さや権力を活かし、女と遊んでばかりいた。「愛する者へのもてなしの行為」として、紅茶を淹れることに重きをおいている。
✎┋編集担当の選ぶひとこと┋✍︎
「貴方のような逃げ腰のお人に、私の覚悟は分からないでしょう!」
フォスティーヌの懸命さにぐっときます。アロイシウスの反応にも要注目です!
✎┋編集担当の選ぶワンシーン┋✍︎
お茶会のシーンです。フォスティーヌが可愛い……!
✎┋作者ミニインタビュー┋✍︎
───作者の目線から、本作を一言でまとめると?
伊達憂: 「夫婦」が「恋人」になる物語ですね。
───本作でお気に入りのキャラクターは誰ですか?
伊達憂: 全員!!これは本当に選べません!
───本作で特にお気に入りのセリフを教えてください。
伊達憂: やはり、帯にしてもらった「君に出逢って俺は変わってしまった」ですかね。彼らしさがよく出てるので。
───読者の方々に一番見てほしいイチ押しの場面はどこですか?
伊達憂: 夫同士、妻同士が会話するシーンです。書いた時楽しかったし、キャラたちの違う側面が出せました。
───本作の執筆のきっかけなどあれば教えてください。
伊達憂: 友人の誘いに乗って……ってやつです。ネットに載せていた小説をいっぱい褒めてもらったので、やってみようかなと思いました。
───執筆で大変だったことはありますか?
伊達憂: 世界情勢的な話が本当に難しかったです。世界史とか地理が苦手なので……。
───最後に、読者の方々へ一言どうぞ!
伊達憂: 快楽を追うだけの行為に色々な感情が乗っていく様は、何より美しいと私は思っています。 ぜひご堪能ください。感想お待ちしております!!
✎┋番外編┋✍︎
Not empty fake ◆ メルヴァ『Bloom Make bloom』(番外編)
※noteにて近日公開予定