感性や感覚を養う5つの習慣~感性をトッピングする~
こんにちは。Amelie(アメリー)です。
今日は、わたしがこれまでの人生で培ってきた、
実際に取り組んで得た知見を基に、
人生をより生きやすく、より楽しめるようになる
「感性や感覚を養う5つの習慣」についてお話します。
感性や感覚というものは、誰でも磨けるものであり、時間をかけて、経験を積んで、育んでいくことができるもの。
それがやがて、センスや個性と呼ばれるものになる。
感性や感覚といった概念、見えないものを自分の言葉で言語化することで、
これから紹介していくクリエイターさんの魅力をより伝えられるようになるかなと思ったから。自分が決してセンスが良い、個性的な人間だと言いたいわけではありません。
価値観も好みも人それぞれ。
わたしと似たような感性や感覚を持っている方が新たなスキを発見できるような、全く別の感性や感覚を持っている方が新たな興味を抱けるような、
そのようなきっかけとなれば良いなと思っています。
また、自分が無いと感じる方や、個性が欲しいと悩む方が、より人生を生きやすく、より楽しく生きられる、一助になれたらいいなと思い、noteを書くことにしました。
皆さんは、センスが良い人、個性的な人というと、
どういう人を思い浮かべますでしょうか。
感性が洗練された人、才能があふれる人、
集団の中で目立つ存在、大勢の人から憧れられる存在、どういう人が思い浮かびましたでしょうか。
前提として、センスや個性は本来、誰かと比べるものではないと思っています。「あなたも素敵、わたしも素敵」、そういうものだと。
私自身、学生の頃からつい最近まで、自分には何も秀でたものが無い、凡庸な人間だと思っていました。
人生経験を積んで、できることは多くなったけど、
自分にできることは、他の人にもできることだと。
昨年、ある人と出会ったことで、自分でも気づいていなかった自分の魅力に気づくことができました。
自分の感性や感覚は、他の人と同じものだと思っていたら、かなり違った見方をしている部分もあり、気づかないうちに、自分の個性になっているのだと。
10代の頃から、インプットとアウトプットを繰り返してきたからこそ、今こうして、言葉を想いに、想いを言葉にすることができているのだと思います。
感性や感覚、センスや個性といった、目には見えない概念について、自分なりの考えを自分の言葉で書くことができる。もちろん、同じような考えの方は、世の中にはたくさんいらっしゃるでしょう。
でも、それでいいんです。わたしが書きたい、伝えたいと思い、書くことに、伝えることに意味がある。そうしたいからそうする。
前置きが長くなってしまいましたが、ここから本編に入ります。
1.センスが良いとは?個性が際立つとは?
まずは、「センスが良い」とは、「個性が際立つ」とは、一体、どういう状態を指すのか、私の中のイメージをお伝えします。
私の中で、「センスが良い人」「個性的な人」と感じる方は、
自己理解を深めて、感性を鋭く、細かく調整できる人
です。
自分が好きなもの、心地良いと感じるものを知っていくこと、自分への理解を深めていくことで、センスが磨かれていき、個性が際立っていく。
わたしが思う「センスが良いね」「個性的だね」と言われる人は、
自分という人間に対する理解度と解像度が高く、
他者の感性や感覚を理解し、分析した上で、
自分に合うものを選び取れる、組み合わせることができる人だと思います。
例えば、ファッションセンスが良い人は、自分の顔立ちや雰囲気、体型など、自分という人間の魅せ方を理解した上で、本当に自分が好きなものや、自分に合うものを纏っているから、素敵に見えるのだと思います。
では、どうやって、感性や感覚を養い、センスを磨いていくのか、
実際に私が、これまで取り組んできたことについてお話します。
2.感性や感覚を養う5つの習慣
感性や感覚を養い、センスを磨くことに役立っていた習慣は、以下の5つになります。
これまでの人生の中で、最初から意識して取り組んできたわけではありません。今回、noteを始めるにあたり、改めて自分の人生を振り返ってみると、私が感性や感覚を細かく調整したり、他者の作品から感性や感覚をより細かく感じ取れるようになったのは、以下の内容を無意識化で行ってきたからだと気づきました。
『 感性や感覚を養う5つの習慣 』
▼インプット
①感性をトッピングする
②感覚のピンをさす
▼アウトプット
③感性の足し算をする
④感性の引き算をする
⑤感性のかけ算をする
①感性をトッピングする
「感性をトッピングする」とはどういうことか。
それは、他者の感性を取り入れること。
オリジナリティというのは、自分の中から生み出すことは難しい。
すべて自分由来のもので、何かを生み出すには限界があります。
だからこそ、先の時間で、既に磨き上げられた他者のセンスに、
積極的に触れて、他者の感性を取り入れていく。
センスが良い人、個性的な人だと感じる他者の感性をトッピングする。
評価されている他者のセンスと感性の理由を知ることから始めます。
最初は誰だって、他者の真似事から始まっています。
どんどん他者の感性を取り入れていき、土台作りをします。
何を取り入れるのか、自分の中で判断軸があり、自己判断できる場合は、好きなものや興味をもったものに積極的に触れていく。
特段、これと言って好きなものや趣味もないという場合は、友人、好きな人、憧れている人、クラスメイトや同僚など、身近な人の好きなものや趣味を試してみる。
友人の好きなものの場合、友人関係を築けているということは、何かしらの波長が合うということなので、自分も好きだと感じるもの、心地良いと感じられるものを見つけられる可能性も上がります。
好きな人や憧れている人の場合は、好きな人や憧れている人の好きなものを知りたいという想いが原動力になるので、凡例を増やしていきやすいです。
私は読書や音楽鑑賞、映画鑑賞などを通して、他者の感性を取り入れてきました。10代の頃は、他者が何を考えているのかに興味を持ち、他者がアウトプットした作品に触れることが好きでした。
十人十色という言葉があるように、同じ人は存在しませんよね。同じ人はいない、それぞれ違いがあるのに、コミュニティの中では、目立つ個と、目立たない個が在る。
でも、それは永続的なものではなく、とある時点での評価に過ぎず、目立つ個と、目立たない個は変化していくもの。
人は生まれながらに、圧倒的な個性を持っている人はいないでしょう。長い歳月をかけて、センスを磨くことで、より強い個性となるのでしょう。
②感覚のピンをさす
感性をトッピングする過程で、色々なものを試していくことで、自分が好きなもの、心地良いと感じるものを判断できるようになります。
これは好きだけど、あれは合わなかったな。そういうことを何度も繰り返して、自分の感覚を知ることができたら、次は目印となるピンをさしていきます。
自分の頭の中で感覚として覚えるだけでなく、ノートやメモに書き出して、自分の感覚をアウトプットしていきます。
ピンの分布を見ることで、自分がどういうものを好きと感じるのか、心地良いと感じるのか、合わないと感じるのか、判断軸ができあがります。
判断軸ができると、こういうものも良いかも?こちらの方が合うかも?と、
どんどんと感性を広げていくことができます。
③感性の足し算をする
自分の好きなものや、心地良いと感じるものが分かってきたら、次は、「感性の足し算」を試してみます。
自分の感覚のピンから、好きな要素を組み合わせていく。
A、B、Cの要素が入ったものはないかなぁ。
これに、これを足してみたら、もっと良くなりそう。
単体で好きなもの、複数になっても好きなもの。
集合体になっても好きなもの。単体でないと好きではないもの。
自分の感性と、他者の感性を足し算する。
自分の感性がまだ育っていなければ、他者の感性を足し算していきます。
④感性の引き算をする
感性を足し算をする感覚がつかめてきたら、次は引き算をしていきます。
より魅力が伝わる方法、魅力が際立つ方法を模索します。
芯となる要素を定めて、その他の要素を組み合わせて、さらに引いていきます。
生け花のような感覚ですね。テーマや主役を決め、その世界観を最大限に表現できる方法を模索します。
無駄なものをそぎ落としていくことで、
より感性を鋭く、強く表現することができると思います。
⑤感性のかけ算をする
最後の習慣は、感性のかけ算。
足し算と引き算を覚えたら、
今度は、かけ算から生まれる化学反応を楽しむ。
足し算は要素を足していく作業。かけ算は要素を掛け合わせていく作業。
より自分の中で、最上となる、最高となる相乗効果を探します。
ここでは、成功ばかりではなく、失敗も楽しむことが大切です。
時に、これまで積み上げてきたものが崩れ去る瞬間があるかもしれませんが、その揺らぎさえも楽しめるようになると、自分の感性と感覚をより強固なものに変容させることができるでしょう。
おわりに
だいぶ概念的なお話になってしまいましたが、私がこれまで取り組んできた「感性や感覚を養う5つの習慣」です。
感性や感覚は養うもの。知識や教養やスキルは身に着けるもの。
自分を知ることで、自分の感性や感覚が分かる。
自分の感性や感覚が分かると、感性や感覚を調整できるようになる。
感性や感覚を調整できるようになると、やがて強い個性となる。
そして、自分の感性や感覚を確立することで、他者の感性や感覚の魅力も分かるようになる。
それぞれの個が際立つことで、そのコミュニティがより活性化されていく。
そして、また新しい個性が生まれる。
人の想像力は無限の可能性を秘めている。
感性や感覚を研ぎ澄ますことで、新たな作品が生まれる。
世の中に影響を与えているクリエイターさんは、人の眼に触れるために、売れる作品を作るために、さまざまな努力をされています。
自らの感性や感覚を養うだけでなく、マーケティングスキル・コンセプチュアルスキル・プロデューススキルなど、作法を学び、手法を凝らしているからこそ、その輝きが増していくのでしょう。
あなたも素敵、自分も素敵。
それでいい。
まだ知らない感性を求めて、今日も他者の感性をトッピングしましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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