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Life is a series of one day #8

「Life is a series of one day」~ 日々を愛する ~

文字や言葉で、日々を愛するということをテーマに表現していきます。
人生は一日の積み重ね。積み重ねていく日々を愛することができるように。
このシリーズの日記は、私が22〜23歳の時に書いていた日記です。

厳しい研究室生活で、時間的にも体力的にも金銭的にも余裕がなかったので、社会人になってからの方が楽でした。当時は悩みも多く、生きづらさを感じていたので、同じように悩んでいる方に寄り添えたり、少しでも良い方向に向かうヒントになればと思い、当時の日記を noteに書き起こしています。

※当時は、まだ積極的分離のレベル3です。
※プライベートすぎる内容は省略させていただいております。
※「Life is a series of one day #7」までは、すべての日付を書き起こしていましたが、7月の時点で自分の中で大きな変化がありましたので、それ以降、普通の日記が多くなっています。悩みに寄り添える内容でない内容や、気づきを得られない内容の普通日記は割愛しています。

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8/19 AM2:54〜3:13
今日も一日、平和に過ごすことができました。
ありがとうございます。今のこのノートになってからの日記を読み返してみた。その時に思ったことをそのまま書いているから、ぐちゃぐちゃだ。
本当、自分でもどうしたいのやら。まだ、しばらくはこのまま。

あたしはまだ頭であれこれ考えているから、本気じゃないんだろうな。感触がないものは信じないでおこう。他人がどうであれ、自分の気持ちは変わっていないし。もう少し待ってみよう。でも、変化がないのなら諦める。あたしではないってこと。期待している自分がいるのは事実。でも、それ以上望んでいないのも事実。ただ、元気になって、幸せになってほしいだけだから。

それまでは、就活やら実験やら、やるべきことを頑張ろう。あたしはあたしのやるべきことをする。希望は薄い。何の期待やろう。自分の素直な気持ち。どこを向いているんやろうね。
今日も一日ありがとうございました。
また明日もよろしくお願いします。

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9/2 AM3:32〜3:47
今日も一日、平和に過ごすことができました。
ありがとうございます。エヴァを見ると考えさせられますね。

本当、気持ち悪い。人は一人。でも、みんないる中で一人。独りきりではない。同じ時間が流れている。みんなにも朝がくる。夜がある。誰も知らない。分からない。でも、生きている。みんな生きている。心があって頭がある。みんな考えている。悩んでいる。分からない。分からない。

心の奥なんて誰にも分からない。きっと埋まらない。自分で埋めるしかない。心の隙間は。一人では満たされることはない。何か対象がないと無理。人であれ、物であれ。虚無感が消えない。空っぽ。穴があいている。それを埋めていくんだろう。人間は。痛い。痛い。苦しい。息ができない。胸が痛い。涙が流れるのは何故。哀しいのか、辛いのか、苦しいのか。

分からない。ただ、涙があふれてくる。それだけ。逃げてるから苦しい。理由が分かっているから苦しい。何年経っても変わらない。ずっと変わらない。苦しいまま。あたしは何を願うんだろう。あたしは誰のそばで眠りたいんだろう。ふと、真っ先に思い浮かんだのはお母さんだ。

何故だろう。考えるだけ無駄だ。本能だろうから。無条件で安らげるものなのか。一般的には。でも、あたしは違う。苦しいだけ。絶対的な存在が。辛いだけ。あたしは、みんなとは違う現実が。でも、あたしだけじゃない。一人じゃない。誰かがいる。他者がいる。当人だけじゃない。

あたしだけの世界じゃない。意味を見出すだけ無駄。考えたって、答えはない。あるのは現実だけ。そう現実だけ。自分に飲み込まれないように生きる。

今日も一日ありがとうございました。
また明日もよろしくお願いします。

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9/3 AM1:21〜1:34
今日も一日、平和に過ごすことができました。
ありがとうございます。昨日、泣いて少しスッキリしました。今日も少し泣きました。「Beautiful World」を聴くと泣けます。

(プライベートすぎる内容なので省略)

結局、あたしは10年経っても何も変わっていないまま。全く成長していないんじゃないだろうか。あの日の感情のまま。まだ受け入れられないんだろうな。

泣いて何かが変わるなら、思いっきり泣いたよ。
笑って何かが変わるなら、思いっきり笑ったよ。
怒って何かが変わるなら、思いっきり怒ったよ。

結局、何をしても変わらない。無力な人間はそこに立っていることしかできない。居るだけじゃ、何も変わらない。そう感じていたんだ。時間が経つと、あんなに苦しくて辛かったのが嘘のようだ。人間の本能か。忘れている。薄れている。閉じ込めちゃったのかな。心の奥に。
それでいいのかな。思い出さない方がいいのかな。

今日も一日ありがとうございました。
また明日もよろしくお願いします。

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9/15 AM1:44〜1:50
今日も一日、平和に過ごすことができました。
ありがとうございます。今日は久しぶりに〇〇ちゃんに会いました。元気そうで良かった。〇〇ちゃんは〇〇ちゃんのままで安心した。やっぱり、人って良いね。あったかい。もう一度信じてみたい。期待してみたい。

このまま人を信じられないのは悲しい。分かってほしいわけでもないし、信じてほしいわけでもなく、愛してほしいだなんて思わないし、ただ信じたいだけ。もう一度、人と向き合えるようになりたい。今ではもう笑って話せるようになった。大丈夫。踏み出せるはず。傷つくかもしれない。

でも、別にいいやって思えるようになるため、一歩、半歩だけでもいい。前に踏み出したい。
今日も一日ありがとうございました。
また明日もよろしくお願いします。

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※10月も日記を書いていますが、普通の日記なので割愛

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11/26 AM0:53〜1:06
今日も一日、平和に過ごすことができました。
ありがとうございます。今日から新しいノートです。これで5冊目です。2~3ヶ月で1冊使ってますね。たまに読み返すと、その時の感情がありのまま綴ってあるので、懐かしかったり、自分に教えられたり、ためになっています。情緒不安定な時期も分かるし、自分との対話は大切ですね。

(プライベートすぎる内容なので省略)

今日も一日ありがとうございました。
また明日もよろしくお願いします。

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12/9 AM0:40〜0:54
今日も一日、平和に過ごすことができました。
ありがとうございます。昨日はいつまで経っても体が軽くならず、夕方前にハードディスクだけ取りに行きました。でも、家に帰って、力尽きました。そして、今日も体が重くて動けなくて休んでしまいました。ほぼ一日中寝ていました。そろそろ、本当に病院に行った方がいいかもしれないですね。このままじゃ、いつまで経っても良くならない気がします。

昨日は、同期に借りた「ホームレス中学生」を読みました。一気に読み上げました。母の死のところで泣きました。生きることで精一杯だったんだ。家が無くなるということは、本当、言葉にならないほど、辛いし、苦しいし、きつい。しかも、まだ中学生。高校生や大学生。まだ、子供のまま。

女の子はなおさら。どこでも寝れるわけじゃないし、トイレも困るし、生理も。お金もかかるし、危険も多いし。無事で良かった。あたしは、おじいちゃんが守ってくれた。おじいちゃんがいなかったら、あたしもホームレスになっていたかもしれない。おじいちゃん、ありがとう。言葉に表せないほど、感謝の気持ちでいっぱいです。

今日も一日ありがとうございました。
また明日もよろしくお願いします。

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あとがき


冒頭でも述べました通り、7月の時点で自分の中で大きな変化がありましたので、8月以降、普通の日記が多くなっています。悩むことが減って、普通の日常を過ごしていました。

当時は学科の同級生と、本やCDの貸し借りをしていました。その人は向かいの研究室だったので、日常的に顔を合わせることも多く、付きまといをされた時にも助けてくれたりと、信頼できる仲間の一人でしたね。

同級生たちは、就職で散り散りになっていますが、今でもたまにグループラインで、メンバーの結婚祝いをしたり、転勤で勤務地が変更になったから遊ぼうって連絡が飛び交ったりしています。

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