8月の音
こんばんは。Amelie(アメリー)です。
本日は、「音の海」シリーズの4回目になります。
「音の海」では、私の好きな音楽や、新しく触れた音楽を紹介していきます。特にロックやバンドサウンドが好きで、ロックをメインに聴いていますが、洋楽、J-POP、アイドル、アニソン、ボカロ等、ジャンル問わず聴いています。
今回は、2024年8月に触れた音楽を紹介していきます。
前回から、過去に触れていた好きな曲をエンドロールとして紹介しています。
≠ME - 夏が来たから
まずは、≠ME(ノットイコールミー)の9th Single「夏が来たから」です。カップリングの2曲のMVも公開されていて、どれにしようか悩みましたが、表題曲の「夏が来たから」にしました。
サビの入りのメロディーが独特で、印象に残りますね。入りの「夏が夏が夏が~」で、意外性を感じて最初の引っかかりになって、2番の「君を君を君を~」で、さらに心を掴まれました。
「き~」って、深呼吸するように息を吐いて、何とか気持ちを落ち着かせようとしながらも、はやる気持ちを抑えられなくて、君を見つけた嬉しさが溢れている感じが良いですね。
高知県土佐清水市で撮影されたMVは、空の青さと海の碧さ、風を感じるカメラワークと疾走感があって、とても爽やかです。個人的に、ブルーアワーのシーンが好きです。
昼間の澄んだ青空や海は清涼感がありますが、ブルーアワーでは空も海も存在感を潜めて、ノイミーちゃんの輝きをより感じます。
robbietheused - The Feels
次は、the usedのVoのBertのソロ、robbietheusedの「The Feels」です。
今回のMVもクレイドールで制作されています。絵文字モチーフの観客が可愛いですね👻🙂😻🌈
the usedの時とは違った愛の表現で、優しさやぬくもりを感じます。花壇やお庭のお花に水をあげるような、日常の中の穏やかな愛を感じる曲ですね。
I may not feel anything, that doesn't mean I feel nothing
I lost all the feels, starting to think maybe that's just fine
という歌詞にあるように、さまざまな表情の絵文字の観客は失われた自分の感情なのでしょうか。でも、それでも良いと思える。またここから始めようと、新たな気持ちで始めようと。
感情を失って、幽霊になって漂いながら、人に出逢い、人の感情に触れて、また自分の元に戻ってくる亡霊のような自分自身👻
今はそんな自分も愛せるし、それでいいと思える。
人って成長していくと、包括的な愛になっていくのでしょうか。
一方向や双方向といった線状ではなくて、年輪のように輪の直径が広がっていくのかな。
robbietheusedでは、the usedの時とか違った魅力がありますね。
「I Caught Fire」のイントロは当時の感情とか、色々思い出します。
水曜日のカンパネラ - 赤猫
次は、水曜日のカンパネラの「赤猫」です。TVアニメ『ラーメン赤猫』のオープニング主題歌になっています。アニメは、ほのぼのとして癒されます。
オープニング主題歌「赤猫」はリズムとテンポが心地良くて、作業中に聴いているとかなり捗ります。歌詞も作品の内容に沿っていて、赤猫の世界観が詰まっています。
アニメでオープニングを聴いた時とフルで聴いた時とで、少し印象が変わりました。転調して、2番に入ってからの展開が特に好きです。ランチタイムの営業と、ディナータイムの営業で印象が変わるような。
1:58~で休憩やオフになり、リラックスして、また気を引き締めて、営業を開始するような。曲の中で表情やシーンの移り変わりを感じられます。
Eye - バグズワイフ
次は、Eyeさんの「バグズワイフ」です。前作の「ドメスティック・ドラスティック」とは、ガラッと印象が変わりました。
今回は、Eyeさんの声や表現の魅力を前面に感じます。前作の無邪気な女の子から、深みを増した大人の女性の変化。澱みの中でも、飄々として、すいすいと泳いでいく。
1:24~1:31のギターの音が、羽音みたいだなって思いました。個人的に好きなところは、1:56~1:59の部分ですね。
「人ケラ」って言葉が耳に残りますね。音数も少なくて、テンポもゆったりめなので、歌詞の印象が強く残ります。
ヒトってどうしようもない部分もあるけど、どうしようもない部分があるのがヒト。それが正常なのか、異常なのか。
生態系の不具合や欠陥、異常があっても人は人。
バグがあってもなくても、人ケラとは呼びたくないし、呼ばれたくないですよね。
米津玄師 - がらくた
最後は、米津玄師さんの「がらくた」です。6th Albumはタイアップ曲も多くて、全20曲と豪華ですね。
どの曲にしようか悩みましたが、このnoteのコンセプトにも通ずる「がらくた」を選びました。
マイノリティにとって、「生きづらさ」って、一生付き合っていかなきゃいけない問題なんですよね。そういう時に、自分という存在を見過ごさずに居てくれる人に出会えたら、どれだけ救われることか。
理解しようと歩み寄ることは難しくても、何もしなくてもいい、何も言わなくてもいいから、ただそこに居てくれるだけでもいいんですよね。
私は学生時代も社会人になってからも、周りに理解者はいませんでした。ずっと、自分の性質を隠して、擬態していたのもありますけど、その人が同じ性質ではないことも分かってしまいますから。
傷がない人は居ないし、どこも壊れていない人は居ないと思います。
人それぞれ、色々な痛みや思いを抱えて生きている。それを忘れずに、いつも思いやりも持って接したいですね。
エンドロール:American Head Charge - Loyalty
今回のエンドロールは、American Head Chargeの「Loyalty」です。収録されているアルバム「The Feeding」のジャケットのピエロが懐かしい🤡
この曲は大学生の頃に、朝起きるのが辛いなぁ〜って時の目覚ましソングでした。本当に起きれそうにない時は、Slipknotでした。
・・・
今回は、8月に触れた音と過去の音を紹介いたしました。8月中に更新したかったのですが、9月になってしまいました。
またイイ音との出会いを求めて。
音の海に繰り出します。
皆さまも良き音楽ライフを。