炎を見ることがない日常。
昔みたいに野焼きをする風景が減りましたね。タイトルの写真には実際は横に作業中のおじさんが写ってましたが、ソフトで消しました。ほったらかしにしてるわけではないのでご安心を。
先日、ちょっと車で遠出をして、農道を走っていたら農家の方が野焼きをしていたので撮らせてもらいました。
カエルの実家はかなりの田舎なのですが、それでも最近こんな風景がだいぶ減ったなと感じています。
農家の人は特例で野焼き(焚き火)しても良いらしい。
気になったので、ネット検索してみたら、農家の野焼き(焚き火)は特例で許可されているみたいです。
ただ、車を走らせていると、パトカーが停まっていて畑の中で警官と農家の方が立ち話をしているところを見かけました。事情はわかりませんが、近所からの苦情かな?とも思いました。
というのも、以前知り合いの農家の方が畑で焚き火していたら、消防の車がやってきて火を消すように言われた事があると聞いていたからです。色んな人がいて感じ方もいろいろです。住宅が近いと色々と迷惑でもあるし、これはデリケートな話題。
さらに、火災など安全上の問題もあるので、治安の良い世の中になったと思うべきなのでしょうか。
炎が身近にない生活になってきた。
カエルの家では調理はガスを使っているので、ほぼ毎日炎を見て生活していますが、オール電化の家などは1週間以上、全く火を使わない生活の方も多いと思います。
カエルはとりわけ懐古趣味が強い人間ということはないです。
でも気の遠くなるくらい長い間(100万年以上前とも)、火と付き合ってきた人間にとって、電化製品に頼った生活が当たり前の。この数十年は、今までとは違う、かなり特異な環境といっても良い気がします。
火災の危険は確かにあるかもしれませんが個人的には小さい頃から慣れ親しんだ火を使った調理や生活に安心感を覚えます。
これは遺伝子レベルの記憶からくる安心感なのかも。ちょっと大袈裟か。
全く火を扱わなくなることはありえない…
そんな最近の時流もあってか、なくてかキャンプで焚き火やバーベキューを楽しむ人達が予想外に多いですよね。
花火もやりにくくなった。庭の落ち葉で焼き芋を焼くこともなくなったでは、我々大人はともかく、みんながキャンプに行けるわけでもなし、子供たちがちょっとかわいそうな気がします。
僕らもまあ子供の頃は、火遊びはいけませんと言われてはきましたが、これからも、そんな感じもでいいんじゃないかと?
場所によっては、親がついてても禁止みたいな、ここ最近の厳しさはちょっと疑問を感じるレベルかもと思います。あくまで個人の感想。
さすがに将来、人が火を全く使わなくなることはないと思うんで、少しずつ慣れる環境があっても良い気がする。
最近、キャンドルランタンを買いました。
ところで最近ブログ記事の小道具用にキャンドルランタンを買いました。
ロウソクの明かりで撮影するとデジタルで撮っても、なんとも言えない温かみのある色の写真になります。
撮影後は使わないのももったいないので、夜、たまに部屋の電気を消して、まったりと酒を飲んだりしています。ロウソク1本でも目がなれてくると意外と身の回りくらいなら照らしてくれるものです。
何より小さなオレンジ色の光に(遺伝子レベルで?)癒やされます。