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マッチングアプリを始めたら、自分がセクマイだと気づけた後の話① | 私の幼少期、セクマイっぽさ結構あったみたい。

デミロマ・デミセクを自認した今、幼少期を振り返ると…

あ〜〜〜、それ、たぶん根源でデミロマ・デミセクに繋がってそう〜〜〜!
と思うことがかなりたくさんありました。


その1.
本気で男に生まれたかったと、親にキレられるぐらい言っていた。


今は女も楽しいなと思えていますが、つい数年前まで本気で男に生まれたかったと、心の底から思っていました。
女は男に好かれるためにあれをしなきゃいけない、あれができなきゃいけない、あれはしちゃいけないって、少女マンガとか女子の恋バナで吹き込まれる呪いの違和感が半端じゃなかったです。

(今思えば、男だってそういう呪縛あったかも)

ただただ、男に生まれてたら一匹狼になって、自由に生きられたのになぁと思う毎日でした。



その2.
男友達が多かったが、周りが恋愛を意識し始める小学4.5年生頃からは、男友達と遊びにくくなって悲しかった。


幼少期はずっと、男女問わず友達が多い方でしたが、小学校高学年以降の男女の友情が成り立たない感じが本当に意味が分からなかったし、今も全く分かりません。



その3.
恋バナを聞くのはいいけど、めったに人に恋愛感情を持たないので、ネタがなさすぎる。


いいな〜って思う人いないの?が1番困ります。
いいなと思う男性がいても、それは女性も含めて人としていいなと思う人たちの中の1人でしかないんです。

自分は普通だと思っていたので、逆にみんなは無理して恋愛をしてるんじゃないか?とすら考えたことがあるほどです。

ただ、盛り上がっているところで、ネタがなさすぎて盛り上がりにブレーキをかけさせて本当にごめんなさいという気持ちはありました。



その4.
大切に思う人はみんな大切度合いが横並びだったから、公的な約束である結婚はまだしも、口約束だけの恋人関係が特別になるのが理解できない。


小さい頃に持ってた宝箱の中で1番を決められなかったように、わたしの中では、大切な人はみんな同じように大切で1番を決めるのは難しいです。

大切な人との関係というのは、コミュニケーションとか過ごしてきた時間で築きあげられるという感覚があって、あなたを大切に思っていますと言ったり言われたりする必要は全くなくて、口約束が絶大な効力を発する恋人関係が不思議だったし、今でも、別れると言えば大切な人ですらなくなってしまうかもしれない関係に違和感しかありません。



その5.
恋愛ソングが全く響かない。


恋愛ソングを好きで聴いていても、歌詞に共感して気に入った訳でないことばかりです。

歌うと口が気持ちがいいとか、メロディがお気に入りとかっていう理由で聴いています。
(これは単なる音楽の楽しみ方によるものなのかもしれませんが…)



振り返ると、かなり前から、恋愛感情と友情や愛情の違いがイマイチ分からなかったんだな〜と改めて気づかされました。



自認前は、恋愛した方がいいっぽいししたいなとか、いつか自分も大切な人と恋人同士になるんだろうなと思っていました。

しかし、自認した今は、無理して恋愛しようとか、そのうちするのが普通になるとか思わなくなりました。

その時その時で面白い・楽しいと思うことをして、そこに大切な人や恋人がたまたまいれば、なお幸せだなと思う次第です。

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