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大切な人が、突然亡くなってしまった…
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あなたの大切な人が、突然いなくなってしまったら…
考えるだけでもつらいこと。
もう、あなたはそこにいない…
ある日、ひなこのラインがピコンと鳴りました。
見ると、以前お話したことのあるAさん。
旦那様が突然、亡くなってしまいました…
旦那様と話をしたい、
繋がりたい。
わたしにできることはありますか…
文面から、Aさんのかなしい想いが伝わってくる。
そんな、突然だなんて…
Aさんは、最愛の旦那様がいなくなってしまって
きっとまだ、心の整理はついていない。
悲しみが心を覆っていて
わたしがここで何か言ったとしても
何の気休めにもならないだろうし、
信じることもできないのではないかな、
と思ったけれどそれでも、
こうやって連絡をくれたんだから
わたしにできることはしたいと思ったの。
わたしの持論としては
人も猫も犬も生きていた時よりも
亡くなってしまってからの方が
より、一層身近にいることができるってこと。
肉体のあった時には仕事だなんだと
常に一緒にいることはできないけれど
肉体がなくなってしまったあとは
わたしたちはいつも
一緒にいることができる…
自分がどこにいても、なにをしていても、
その時、その人のこと、考えればいつも
その人は、自分に寄り添ってくれている、
それがわかるから。
チャネリングで亡くなった魂と繋がって話をしたり、
気持ちを聞いたり、
そういうことももちろんできるけれども
それよりも何よりも大事なのは
あなたが
亡くなったその、大切な人のこと
ちゃんと思い出すってことなんだ…
あの時、こんなことしたね。
あの時、あなたはこう言ったね。
あの時、みんなで大笑いしたね。
あの時、あなたに怒られちゃった。
でもそのあと、
抱きしめてくれたよね…
その時の、その人の表情を思い出す。
その時の、その人の言葉を思い出す。
その時の、その人の仕草を思い出す…
そして、その中にあった
あなたへの想い
それを思い出すこと。
怒られちゃった時の
あなたへの怒りでもいい。
イヤなことを言われた時の
あなたへの憤りでもいい。
みんなで笑った時の
楽しい気持ちでもいい。
抱きしめてくれたときの
やさしい気持ちでもいい。
あなたが思い出したとき、亡くなったその人は
あなたの心の中によみがえる。
あなたが思い出すことで、その人はあなたの中に
生きている。
生き続けることができる…
そしてそれは、
場所や時間を問わず
いつでもどこでも感じることができる。
あなたのそばに、いつもいてくれる、
それを感じることができる…
そして、思い出して、その人が現実にいないことが
つらくて
かなしくて
さみしくてしょうがないなら
あなたは泣けばいい。
泣いて
泣いて
泣いて
涙をたくさん出して
また泣いて。
泣いていると、きっとその人は
もう泣くなよ。
って、言ってくれる…
あなたが心の中で思い出す
その人が、
自分のぶんまで生きろよ
って、言ってくれる。
そしてあなたは思い出す、
自分が笑っているときにその人が
自分を見て、返してくれた笑顔を。
そこで初めてあなたは、前を向いて
歩いて行くことができるようになる…
気の利いたこと、言えなくてごめんね。
思い出すって、現実を直視するみたいで
つらいかもしれないけど
でも、そうやって思い出すことで
あなたの心の中にその人は
永遠に生き続けることができるんだ。
思い出すことでその人はずっと
あなたのそばにいることができるんだ。
そして忘れないでほしいのは
あなたがその人のことを大切に思っていたのと同じように
亡くなってしまったその人も
あなたのことを大切に思っているってこと。
しあわせに笑う、
その人の笑顔をあなたがうれしいと思ったのと同じように
しあわせに笑う
あなたの笑顔をうれしいと、思っていること。
あなたが前を向いて歩いて行けるようになるまでは
まだまだ時間がかかると思うけど
それでも思い出して。
その人のこと、考えて。
そうしている間は
いつもその人はあなたのそばにいるから。
あなたのしあわせを
願ってくれているから。