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それでも「美人」は最高の褒め言葉なんです。
知り合いが、ちゃんみなさんの「美人」という曲について話しているのを聞いて、興味半分、歌詞を検索してみました。
悪気はないのですが、残念ながら、歌詞の半分以上、意味を理解する事が出来なかったのですが、「美人」をタイトルとする辺り、女性は「ピクっ」となるのではないでしょうか。
「可愛い」とは違う、「美人」。
「可愛い子」は、案外スッと口に出来るけど、「美人」は、そうそう簡単には言わない。
だからこそ、お世辞でも「美人」だと言われれば、凄く嬉しい。
正直に言うと、わたし自身も、「美人」だと言われたい、つまらない女の1人です。
noteが面白い、笑顔が可愛い、頭がいい…。
褒められれば何だって嬉しいけれど、「美人」には何か違った特別感があります。
何なのでしょうか。
特に異性に言われる「美人」は、自分の足元に跪かれているような、自分が女王や姫であるような、相手が絶対服従してくれるような、そんな気分にさせられるのです。
勿論、そんな事に喜ぶ自分が悔しくもあります。
男の人から「女なんかどうせ、美人って褒めときゃいいんだよ。」って言われそうで。
単純な女なんだと、思われそうで。
だけどやっぱり、嬉しいのです。
褒め言葉って、言われた時はとても嬉しいけど、案外、日が経つと、言葉の細部までは、そうハッキリとは覚えていないものです。
ところが、「美人」と言われた事だけは、ハッキリ思い出せる。
仕事上、あまり価値観の合わなかった男性から言われた「美人」でさえ、言葉選びからシチュエーションに至るまで、ハッキリと記憶しています。
周りから「美人」だと言われる為だけに、自分を磨く訳ではありませんが、やっぱり、確かに、原動力の1つではあります。
欲深く、足る事を知らない女で申し訳ないですが、わたしはやっぱり、人生のうち、1人でも多くの人に「美人」だと言われたい。
年齢を重ねても、「美しい」と思われたい。
そんな美しくない精神で生きている今日この頃、いや、人生ずっとです。