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#9 名画を楽しむ-モネ展-

みなさんは、美術館に行くことってありますか?

わたしはと言えば美術館とは無縁の人生でしたが、色彩知育の講師となり、時々足を運ぶようになりました

この心の変化は、レッスンで名画をテーマする機会が時々あり、名画を身近に感じるようになったこと、絵をどう楽しむかは自分次第だということを感じるようになったこと、子どもたちにも小さな頃から名画に触れてほしいなと感じるようになったからです

子どもたちを連れて行くことがほとんどですが、今回は同窓会のついでに、上野で開催されていた「モネ展」に1人で行ってきました

入り口から美しい

1人なので、ちょっと贅沢をして、音声ガイドを初体験
ナレーションは石田ゆり子さんです

「睡蓮」

音声ガイドって、ただ単に絵画を説明してくれるものだと思っていたけど、大間違いでした
音楽から始まり、モネの世界にグンと引き込んでくれるものまでありました!

絵画を前にして、音から世界に引き込まれ、ナレーションでその背景を知る
モネが生きていた時代やモネの生き方に思いを馳せ、目の前にある絵画を鑑賞する時間
これは本当に贅沢でしたー‼ ︎

モネの庭の池に咲く「睡蓮」

モネは連作で有名な画家です
刻々と変わる目の前の風景をキャンバスに描く
空の色、水面の色、花や木々の姿、時間帯によって、天気によって、異なる姿をみせるその一瞬に魅了され、その一瞬をキャンバスに切り取る
そう考えると、連作となるのも納得です

これも「睡蓮」
そして、これも「睡蓮」

純粋な心で絵画の色や筆使いなどを見たまんま子どもたちと楽しむのもよし、音声ガイドなどを通して視覚だけでなく聴覚、ナレーションによる知識を得ながら1人でより深く楽しむのもよし、名画の楽しみ方はその人それぞれでよし!

新しい楽しみ方を体験して、結論は結局これかい!!って感じですが、その時の状況に合わせた楽しみ方をこれからもしていきたいなと感じたモネ展でした

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