子供の「なんで?」に答えられない…。イスラエルの空爆報道
朝目覚めると、子供たちがTVの前で真剣なまなざし。
「おはよう」と言うと、突然質問が飛ぶ。
「なんで子供がいるところに爆弾落とすの?」
「日本でも爆弾降ってくるの?」
そう。イスラエルの空爆報道を観ていた。
以前イスラエル人の友人が、空爆最中の映像をライブでみせてくれたことがあった。それ以来イスラエルには関心を持っていた。
それでもこの突然の質問には答えにつまる。
今回の戦争に、一定の理由はわかる。それでも子供目線での
「なぜ子供のいる場所に空爆をしなければいけないの?」という質問に答えるのは難しい。
日頃ありがたいことに守られている実感は持ってくれている。「パパ心配しすぎ。」「わたしもうできるし」と言いながらも。
学校でも友達と仲良くと言われ、先生方に指導を受けながらも守られている実感も持っている。
それなのに無情に落とされる爆弾。数多の航跡を描くロケット砲。そして傷つき血のにじむ同世代の子供たち。
「なんで?」には疑問を超えた絶望と、子供でも守られないんだという衝撃が口調から伝わる。
理屈では説明できない子供の疑問。
答えられない自分のふがいなさを感じる。
この気持ちを踏まえ、考えたい。
子供たちの未来が少しでも明るくなるように。
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