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未完成時代
何者かになった人を「自分のやるべきことを見つけ、そこに邁進でき、それによって結果を出せる人」と定義した場合、苦しく悩むことが多いのは、この何者かになる前の未完成時代の方でしょう。
”何者か”になった後は、何に対して努力をし、時間を費やせばいいのかが分かってきます。それにくらべ、未完成時代は、それすらも不明確で、自分の努力がはたして未来につながっているかどうかも分からない時期です。
「『頑張れ』って言われても、何を頑張ればいいのかわからない」期間。選択肢は無数に存在し、どれを選ぶかで未来が変わってしまう。走らなければならない感覚だけがあるけれど、今自分が走り始めたトンネルが、どこにつながっているのかはわからない。そんな時代です。
ジャニーズは努力が9割(著:霜田明寛)
未完成時代がいつ、どうやって、切り開けるのか、
先を考えると「わあああああ!!!」となるときがあります。
でも、そもそも未完成時代は、多くの人にあるものなのだ、
ということが分かるだけでも、ホッとする人は多いのではないでしょうか。
わたしはそうです。
邁進している時はいいのですが、
結果を出せるかどうか、ということは、また数段、というか、
数十段、乗り越える必要があります。
先を見すぎて、邁進することにためらったり、
迷ってしまったり、自分でよくわからなくなります。
でも、これが未完成時代なのですね。
早く、自分というものを見つけて、譲らないものを作りたいです。
それを探す「今」だな、と思います。
そして、ひとつひとつに後悔をしたくないので、
今、この瞬間を全力でやるしかないのですね。
ひとつひとつから気づいて、
学んで、自分の確固たるものに変えていきます。
そして、不要なものはどんどん捨てていきます。