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【本の紹介】泣きたい夜の甘味処

毎日頑張って疲れてしまった人たちのために、熊と鮭がおいしい甘いものを振る舞ってくれる甘味処のお話(マンガ)です。著者はイラストレーター&看護師さん。

甘いものの力。誰かがつくってくれたものを食べる幸せ。気持ちに寄り添ってくれる存在。主人公の気持ちが癒やされていく様子を追体験するうちに、じんわりと泣けてきます(帯にも書いてありますが本当に泣けるんです)。忙しい日々の中で自分のことを気にかけてもらえることって、本当に嬉しいことですよね。

普通に読むだけでもあたたかな気持ちになるのですが、各ストーリーの後には、振る舞われた甘味のレシピも載っています。料理やお菓子づくりが好きな方なら、自分でつくって食べるのも良さそうです。

疲れ果てていて文字をあまり読みたくないときでも、マンガなのでするすると入ってくるはず。この本のように、コンディションが良くなくても読めて自分を救ってくれる本を、私は普段から手元に複数置くようにしています。本当に疲れてしまうと新たに本を選ぶのも負担になることが多いので、元気なときにストックしています。



*こちらの本はオンライン購入可能です→からだとこころと暮らす棚

PASSAGE SOLIDA(神保町駅 A7出口徒歩1分)
東京都千代田区神田神保町1丁目9−20 Shonengaho-2ビル
1Fカミーユ・ピサロ通り 5-2番地



中山有香里『泣きたい夜の甘味処』(KADOKAWA)


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