私のまほろば
≠ME全国ツアー2023「We shout "I am me."」武道館 2days
セトリやMCなど出来事の羅列は以下に、こちらでは感想を。
6thSnigle表題「天使は何処へ」でこれまで歌ってきた≠MEのコンセプト(グループ名に込められた『これまでとは違う自分を経験して欲しい』想いが転じた『一歩踏み出す小さな勇気』を歌った楽曲)から外れた『私は私』を歌いつつ、c/w「このままでモーメンタリ」で(チョコメラ裏の君スパ同様に)屋上・青空という青春象徴シーンの歩みも止めず、「マシュマロフロート」含めて蟹沢菅波と全員曲単独センターを経験、何より「2時半ろけんろー」という最強しおみる楽曲と乗りに乗っている≠ME。
そんな6thSingleを引っ提げつつ、千秋楽に初めての武道館を見据えて走ってきた≠ME2023年春ツアー。私は地方公演は広島埼玉の計4公演にご縁があり楽しさを実感しながら迎えた武道館2daysでした。
結論から書くと武道館、特に千秋楽で私が強く感じていた事は「星屑に混ざって君を想う心地良さ」だった。元々one of them を楽しめるタイプではあるけれど、心地良さとして居心地の良さを感じたのは初めてかもしれないなぁと。
両日2F後方だったけど双眼鏡も使わず俯瞰的に眺めているだけで多幸感がデカい、星屑に混ざれるだけで幸せな、そんな空間だった。
よく言われる一体感とかそういうんじゃなく、それ以上に、いい空間だったんだよなーと。なんでそう感じれたのか、脱線しながらになると思うけどライブ後に思いついた要素みたいなものを書いていこうかなと。要素って聞いても繋がってないように感じるかもしれんけど、私の中では全部必要な要素なので。
まずは先程軽く触れたのでそのままツアーの地方公演について。
これがしおちゃんの復帰タイミングが周年になっただけで現実になってるんだよな…昨年の2022秋ツアーが仙台から徐々に南下して福岡で千秋楽を迎え、今回は折り返すように福岡から始まり北上しながら仙台で終え、満を辞して武道館で千秋楽を迎えた≠ME。
実際ツアーの順番なんて土地関係なくバラバラでいいと思うけれど、南から北へ1つ1つ順番に歩みを進める姿勢が日本全国を網羅するというか(福岡以南仙台以北のオタクは少しごめん)、ファンを1人も残さずに進んでいくよ!という姿勢に思えて、温かいな〜と感じていたこと。
そして今ツアーは声出し解禁しての初めてのツアーとして回数を重ねられたのも大きい。コールなんて間違ってても適当でも良いと思ってるんですけどある程度定着してみんな声を出しやすい環境になってきたのは良かったなと。棒を振ってニコニコ見てるのもいいですけど声を出して全身で楽しんでるからこその表情ってアイドル側にも伝わると感じているので。
私はジエメイという名古屋の地下アイドルを好きになってしばらく経ちますが、ノイミーと距離こそ違えどライブを全身で楽しんでると演者もニコニコで返してくれるしその後の特典会でも稀によく「ステージから見えるファンの笑顔・景色を見せてあげたい」と言ってくれるので、ファンも一緒にライブを作り上げるは誇張表現にしてもファンも楽しんでるとアイドル側ももっと気持ちが乗るし大切だなと。
脱線してはるか昔のSHOWROOMやとっくに消えてるツイートの話をするのですが、私の推しのしおちゃんは元アイドルオタク側であり結成即「ミョーホントゥスケ広場しような〜」とか言ってたぐらいなので。声を届けられるツアー、私も楽しいし、しおちゃんもコロナ禍よりもっと楽しいと感じてたんじゃないかなぁと。(私は声解禁してから君夏1回も聞けてませんが開幕ミョーホントゥスケ3連しましょうね、いやしおちゃんと広場になりたいから1発分尺の楽曲ください。)
武道館の話に行くと、まずはoverture最後に初期制服アー写が映し出されて変身シーンを経てステージに現れるのですが、
思い出していたのは、しおみるがセンター(ここ大切)(五十音順の関係で最後真ん中になっただけです)で変身をしていた2021年夏ツアー。あの時はモニタ上で私服→君夏衣装への変身が完結していたけれど、今回武道館ではモニタ初期衣装から変身エフェクトを経てステージ上に12人が登場して、なんかね、変身で実物が登場するってだけであの時と比べて近くなったようで嬉しかったんだよね。武道館2F後方だったので物理的な距離は遠くなったけど、精神的な意味で。
そして「君と僕の歌」と「まほろばアスタリスク」。
個人的な月報ブログにはざっと書いたけど、君スパ→君僕→MC(冨田)→まほろばで終えた本編について。初日終わった時に単体で考えるとまほろば→君スパ→MC(冨田)→君僕で本編を終えるのがオーソドックスだよなぁと。
特に初日は「この曲から私たちの気持ちを受け取ってくれたら」という冨田さんの曲振りで「あの子(A)を好きな君(B)が好きだ星屑に混ざって想ってる(主人公C)」メッセージソングからどんな気持ちを受け取ればいいのかかなり難しかったんだよね。
で、初日帰宅してぼーっとTLを見ていたら某twelveの人が「〜〜〜〜、まほろばアスタリスクは人を好きになる事自体を肯定している論者です。」とツイートされていて、そこで改めて失恋に重きを置かずに叶わない恋でも好きでいていいんだな、「大きいステージ(A)に向かう≠ME(B)が好きだ、ペンライトの海に混ざって想ってる(ファンC)」≠MEを好きでいていいんだよなと解釈。
≠MEにおける目標の大きいステージ=東京ドームというのはファンには周知されており、武道館は物語の途上ではあるけれど大きいステージでもあるという難しい状況、ここで何を残すのか。特に今回のツアー地方公演において君僕は本編最後に各公演1人ずつ武道館への気持ちを喋ったあとに披露しており「武道館という大きいステージに連れて行けるよ!」という文脈を大きく持っていた。
そこでまほろばを置く事で、君僕で「大きいステージに連れてきた(その先も連れていく)」上で「これからもついてきてね」という文脈を強調したんだなと。
1stコンサート2daysもそうだったけど冨田さんの言葉は初日にこれまでの感謝を伝える比重が大きくて2日目にこれからもついてきて下さいの比重が大きくて。
武道館でも同様に初日はここまでの感謝を伝えてくれて私の頭の中でもこれまでを思い浮かべた状態での「この曲から私たちの気持ちを受け取ってくれたら」の曲振りだったから余計に解釈の偏差値高く感じたけど、千秋楽の「今日の君と僕の歌の景色を忘れない、これからもついて来てください」という未来へのMCで解釈一致して感情移入しやすかったし、そんな状態で聞くまほろばアスタリスクがめちゃくちゃ心地良かった。
これは千秋楽終わってから思い返しましたが、地方公演の武道館への気持ちで改めて埼玉昼の尾木さんの「ステージが大きくなっても端から端まで、前から後ろまでファンがいてくれるから〜」MCもまほろばと解釈一致していて良かったなぁと。
今回も両日2F後方だったし大きいステージに行くって事はそういう事の覚悟もあるし元々席なんてどこでもいい人なんだけど、≠MEは君スパ・まほろばと星屑である事を肯定してくれるソングが綺麗に揃ってるの強えなぁ〜〜〜それが君僕交えて武道館の順番で披露されると本当に心地良いになりました。one of them の一部としてこれからも応援し続けます。
あと武道館初日が終わった後にオタクが「君僕合唱ラブライブじゃん〜」とか言い出してくれたのも心地良さのヒントになってて、3rdきっと青春が聞こえるか…と思ったらFinalの僕たちはひとつの光の話してて噛み合わねぇ…とは内心思ったけど、やっぱり≠ME追いかけるのμ'sぐらいの心地良さなんだよな〜と。ファンのライブへの干渉の仕方が。
極端で対象的な例だけど、欅坂46みたいな鑑賞重視でもなく地下現場みたいなオタク同士がワイワイしてる訳でもなく。アイドルに対して見る声を出す動く目線を合わせると言ったファンの干渉の仕方が、好みの問題だけどラブライブでもAqoursではなくμ'sぐらいのちょうど良さたった。≠MEが東京ドームに立ったら思う事が多すぎたμ's FinalLiveを取り戻せるかもしれない。
要あとは長く一緒に応援してきたフォロワーがいっぱい集まってたからとか〜12人揃った〜とか他にも書きたい小さな要因を挙げればキリが無いのでこれぐらいにしておくけれど。
1人も残さずに歩んでいく姿勢と、声を届けられる喜びと、星屑に混ざってを肯定してくれる温かさと。≠MEのデカい器で、温かさで会場全体を包み込まれているような。ここが私のまほろばか〜〜〜〜となれる心地いい空間だった。
武道館、お疲れ様でした。ありがとうございました。
オマケ
某寄せさんと話してたやつです。
「私は私」の前振りとしての「私って何?」でもいいし、単体でもいい。
ここやってくれんかな〜。推し補正有りにしてしおちゃんが「私って何?」一番似合うと思うけど。永田蟹沢冨田…全体曲でも…どうですか…これは祈祷です…
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