カメラを手放して一か月

カメラで風景を撮影する事に夢中だった私。
約5年ほど、休みの日は撮影に行く生活だった。

ところが今年になって半年が過ぎた頃、急に撮影に対する熱が冷めてしまったように、カメラに興味が無くなった。

そして先月、ヤフオクでカメラ機材一式を売った。 

別に売る必要も無かったけど、なんか、こう、けじめ?みたいなのをつけたかったのかもしれない。

それ以降、空が綺麗に焼けていても、花火があっても、写真を撮りたいという感情はなく、ただ目に焼き付けていた。

カメラを手放してみて分かった事は、このSNS時代、どうしても撮った写真をアップして「いいね」が欲しい。認められたい。という承認欲求を満たす為に写真を撮っていたことがよく分かった。
もちろんそれは悪いことではないし、競い合って写真のレベルを上げるのはとても大事だと思う。
ただ、それになんとなく疲れを感じていたのだろう。

無理して被写体を探すこともなくなった。
無理して早起きすることもなくなった。

でもそれも一つの楽しみだったのだろう。

今は撮影を楽しむ余裕が無くなってしまったが、また心に余裕ができたら、カメラを買って楽しもうと思う。老後かな?もしかしたら数年後。いや数か月後かもしれない。


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KEN/なんでも屋(の真似事)
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