あの人に泊まってもらいたいなーと思える宿

今回「編集者の小部屋」で、それぞれが泊ったことがあるお勧め宿の話をしましたが、わたしは泊まりたかった宿とそれぞれに泊まってもらいたい宿の話をしました。

「この人ならきっと楽しんでくれるに違いない」と思える宿や「この人、あそこの宿好きそう」と思える宿がある。それこそ何度も話題に出してますが、本が好きな人には本が色々ある宿をお勧めしたいし、オーディオ好きなオーナーさんが営むオーディオ部屋があるような宿なら、オーディオ好きなあの人に教えてたいー！と思うし、奈良ホテルのバーとかも、お酒好きな人と一緒に行きたいと思う。文化財などに興味がある人にはそういった宿もお勧めしたい。寝るだけじゃないプラスの価値ってそういうところからも見いだせると思います。一個特化してるものがあると紹介しやすいですね。お寺が好きなら宿坊とかもガンガンお勧めしていきたい。

あと、この動画で倉橋さんにお勧めしているゲストヴィラ逢桜さんは、日本で３つしかない炭酸間欠泉の宿というだけでもすごいのに、お持ちの文化財、建物や環境、敷地の広大さとかもすごい。
これはオーナーさんがお話好きでかなりいろいろ見せてくれたり話をしてくれたりしたからなんですよね。宿のオーナーさんやスタッフの方と話をするだけでその場所の情報が色々入ってくると、色々見に行ってみようかなという気持ちにもなります。改めて宿は外からくる人たちにとって一番の情報源だと思うのです。ゲストハウスでの旅人との交流のこともまた書きたいと思ってますが、オーナーさんやスタッフさんと話をする、というのがその土地の情報を知る手立てだと思ってます。（まあどこの宿も徹底しているわけではない、ということも含めておきますが！）

折角知らない土地に行くならその土地のこと知りたいなと思うんです。
わたしは大体奈良とのつながりを見つけて帰ってくるので結局につなげてしまうんですが(笑)。