未来志向の日本社会構築のための社会システム論

皆さん、こんにちは!

今回は、「未来志向の日本社会構築のための社会システム論」と題して、社会システムの改善についてどのように考えていくべきかということについて記したいと思います。

現代日本の制度疲労を起こした部分に関しては、社会システムという観点から改善していく必要があります。例えば、少子高齢化の進展に伴う労働力人口の減少、あるいは、全般的な人口減少、少子高齢化に伴う社会保障制度の制度設計、介護・医療・年金など、労働時間と休暇取得の問題、出産・育児にかかわる問題、学術的基礎知識をいかに習得させ応用能力を育成するかという義務教育・高等教育の問題、ベーシックインカムや金融工学的手法による富の分配などの資本主義的社会経済システムの改善、政治体制の改善、憲法をはじめとする法体系の継続的改善、より広い視点で見れば、地球環境システムにおけるエネルギーバランスの改善、気候変動・異常気象の原因解明とその現象の改善なども挙げられるでしょう。

問題は、各種課題の列挙にとどまらず、未来志向の視点で、どのような解決策を立てたらそれぞれの課題が解決の方向に向かって動いていくかをより具体的議論の上で検討していくことだと考えます。各種の課題は、一見関連性のないことのように見えますが、その根底には、経済的な要因が一定程度共通していて、どこかを改善すれば必ずある程度総合的にプラスの方向へ向かう方向性が見えてくるはずです。そこを検討しながら、今後の社会経済システムを改善・構築していく必要があるでしょう。

日本が平和国家として継続して存続していくためには、軍事的国防という観点も必要ではありますが、経済・社会・福祉の視点で、より国民の幸福度・QOLを向上させるための諸政策の実施が必要になってきます。これらの諸政策により総合的に国民の生活が安定してくれば、自ずから政治的安定も図られるでしょう。国家的観点からの国民的議論が高まってくることを期待して、衆院選に臨みたいと思います。

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