アートめぐり 国立新美術館開館15周年記念 李禹煥
国立新美術館で開催されている『国立新美術館開館15周年記念 李禹煥』2022年8月10日(水)〜11月7日(月)に行ってきました。
現代アートについては、あまり詳しくなく、見ても解説されないとわからないことが多いのです。そんな私でも李禹煥さんの作品は、ああなるほどと納得させられるものがあり、とても好きです。
香川県の直島にある、李禹煥美術館にも行ったことがあるくらいです。きっかけは、大好きな建築家、安藤忠雄さんの設計だからと、憧れる女優、中谷美紀さんが好きだったからというのがあります。
静かだけれど、とても心に響くアートがとても多く、例えば『関係項』シリーズなどは、岩、ステンレス、ガラス、キャンパスなどしか使われておらず、写真で一見するとわからないかもしれません。
けれど、同じ空間にいることで感じること、伝わってくるものがあり、体験することで完成するアートです。
回顧展ということもあり、写真でしか見ることができなかったアートを体験できてよかったです。
あまり色味がない作品が多い印象でしたが、初期の作品は、カラフルなものもあったのですね。
『関係項―ヴェルサイユのアーチ』が小さくなって展示されていて、私はフランスまで行って見ることができなかったので、見れてよかったです。
行った日は曇りの日でしたが、晴れたらまた違う印象なんだろうと思います。
無料でガイドがスマホから聴けますので、イヤフォンがあると便利だと思います。ナビゲーターは、中谷美紀さんです。
作品を見ていたら、いつかの夏に行った瀬戸内国際芸術祭を思い出し、また、直島にある李禹煥美術館に行きたくなりました。そろそろアートな旅にも出掛けたいですね。