世界は誰かの仕事でできている
「世界は誰かの仕事でできている」
なにかのCMの言葉だが、昨夜胸に響いた。
子供が昼から嘔吐を繰り返し、呼吸も苦しくなり、熱も高くなった。
前日暑い中運動したからと、まさかの翌日熱中症を疑った。
受診相談電話にかけると「救急車呼んだほうがいいと思います。このままつなぎますか」とのこと。
えーと思いつつ、いいですというわけにもいかず、「は、はい」と頼んだ。
まさかの救急車だ。
その後救急車内で一時間待ち程度で受診できた。コロナが落ち着いてきていたからだろう。ありがたい。
走る救急車、避けてくれる車、搬送してくれる隊員、ああ、こういう人たちがいるから日々命が救われているのだなと感じる。
病院は人でごった返していた。休日の夜なのに。
忙しい中でも優しく、配慮のある素敵な先生たち。
本当にありがたい。
無事治療を終え、ウイルス性胃腸炎ということで浣腸したら本人はだいぶ元気になった。
安心した。
世界はすべての人の仕事でできている。
その中で医療現場に関わる人たちは自分たちの感染の危険もある中で本当に熱心に働いてくださっている。
私は、私の仕事には、そこまでの価値があるだろうか。
そんな人たちの仕事に恥じない仕事をしているだろうか。
このままでいいのかな。
いや、よくない。私も私にできる本気をしよう。
そう思わされた。
家族3人で帰るタクシー、元気でさえいたら、なんでもいいね、とも思った。
ありがたい。
みなさんもお体気をつけて。