何か作った活動の振り返り
これまで遊びで何か作った活動を雑多に振り返ってまとめてみる。
「私にこれが作れるのか、一回やってみたい」とか、「こういうの私が見てみたい」と思って作り始めたものたち。
作品としてのクオリティを高めて、人に見てもらいたい!とか感動させたい!とかではない。
創作の過程にそれぞれ学びがあり視野が広がった。
動画
MAD動画
いわゆる音MADではない(それもいつかやってみたい)。ゲーム映像やアニメなどを切り貼りして好き勝手動画を作るのが広義にはMAD動画だと考えている。やってみたいからやった。
使ったツール
AviUtl(動画編集ソフト)
UTAU(合成音声打ち込みソフト)
Audacity(音源編集ソフト)
作った動画タイトル(古い順)
ドアジャンヌが倒せない
【紅蓮華×コンパスMAD】鬼マーク滅の刃(今は非公開)
【#コンパスMAD】シーズンカードでMegalovania
【#コンパスMAD】HeavenZ-ArmZ
零夜で「ドーナツホール」
ルミア島の不可解なレシピ feat.ピコ太郎
補足
『ドアジャンヌが倒せない』は私の始まり。替え歌を作ってUTAU打ち込み、構成を考えて素材取得、動画編集等、新しいことばかりだった。我ながらよくまとめ切ったと思う。
ドアジャンヌが倒せないの人、と認知されてたり、歌ってみた出していいですかと打診されたりと思い入れが深い。画面上に流れるコメントの感じがニコニコの良さを一杯に感じられて楽しかった。以降は基本YouTubeに投稿するようになる。制限がなくて楽なのと、UI的な使いやすさから
『零夜で「ドーナツホール」』は、フォロワーにアイデアを募って作成を決めた珍しいやつ。本家MVをオマージュするため、動画素材を使わず画像とタイミング合わせで作るという新しい作り方をした。
ピコ太郎の動画は、ただ画像をぐりぐり動かすだけという編集。結構簡単。Twitterではよく見るネタ動画タイプだと思う。
プレイ動画、ゆっくり動画、解説動画
ゲームに関連して、プレイ動画やゆっくり動画、解説動画を気分で作った。フォーマットがある程度決まっていて作るのも比較的簡単、量産に向いてるからシリーズ化しやすいと思う。ノウハウと、何よりセンスが必要。わかっていたが、私にセンスはなかった。人に見てもらいたいわけじゃないので、サムネは作りこまなかった。
使ったツール
InShot(動画編集スマホアプリ)
LibretTalk(ゆっくり音声生成ソフト)
YukkuriMovieMaker(ゆっくり動画作成ソフト)
作った動画タイトル(数が多いため一部)
【#コンパス】スプリンターの小技集1
フラッシュ零夜が強すぎる件【コンパスゆっくり実況】
【#コンパス 】零夜殿堂入りを決めた緊張の一戦
ブラサバ龍1がエタリタのキャラランク決めてみた
【エタリタ】ソロランク初優勝リプレイ【ゆっくり実況】
補足
コンパスの解説動画は、スマホ一台で編集から投稿まで済ませた。寝っ転がりながらでも作れるという点は楽であった。
最初にゆっくり実況をつけたときは、台本作って、音声素材生成して、編集ソフトに取り込んで、字幕つけて、時間合わせて、という手間をかけてやっていたため非常に効率が悪かった。その後見つけたYukkuriMovieMakerではそれらが1ソフトで完結し、効率的に作れるようになった。
ゆっくりの読み上げスピードはかなり早めにしないと、見てる側はまどろっこしく感じるものだという発見があった。世にある人気のゆっくり実況を見ると、この人センスあるな。。。と感じる。
『ブラサバ龍1がエタリタのキャラランク決めてみた』については、ゆっくり解説の体をとってボケ倒すネタ動画で、個人的なお気に入り。謎に続編も作った。
MMD
知らない人向けに説明すると、3Dモデルのキャラクターを踊らせたりポーズを取らせたりするソフト MikuMikuDance の略称。
オリジナルのポーズとか踊りをソフト上で作るのは本職の人以外無理。モーションやポーズのデータはネット上で公開されているものが多く、それをキャラクターのモデルに流し込むことで比較的簡単に躍らせることができる。
細かい調整が大変なので、後にも先にももうやることはなさそう。思い描いた動きをしてくれた瞬間はめちゃくちゃ楽しかった。
使ったツール
MikuMikuDance
AviUtl
MS PowerPoint(簡単な画像編集ソフトとして使った。邪道)
作った動画タイトル
【MMD/UTAUカバー】マルコスでロスタイムメモリー【波音リツキレ】
補足
意外と低スぺのノートPCでもサクサク動いてびっくりした。
動きを付けるのは、データを流し込んだ結果の確認と調整だけなので難しくない。
別モデルで正常に動いても、自分が使うモデルが理想的に動いてくれるとは限らないのが難しいところ。例えば高身長モデルの動きを低身長モデルで再現すると、足を開きすぎるなど全体的に動きが変になる問題がある。この辺で根本的な調整が必要だったりする。
破綻してる部分はカメラに映りさえしなければ問題ないという原則のもと、カメラワークや別カット割り込みで誤魔化した。姿勢変更でキャラが地面から浮いちゃうとか、素材の壁がマジックミラーのように透過できないとか、空の画像が180度なので太陽の絵が二つあり光源の位置と矛盾するとか、その辺の問題は全て、映さなければ問題なし。
エフェクトにはそこまでこだわる気はなかったが、あまりにチープすぎても嫌だったのでおすすめエフェクトみたいなのを調べまくって適当につまみ食いした。
素材探しとか、光源と影とか、カメラワークとか、割と適当でいいと思ってやっても大変だった。プロが作った映像作品のすごさを一段と楽しめるようになった。
エンコードとかYouTubeのアップロード画質関連のことは詳しくないので、もっと高画質・高音質で出力・投稿できなかったかなという点が、今残念。
映像はもちろん、音源も同じくらい頑張ったので後述。
音楽
UTAU
無料で使える合成音声に歌わせるソフト。厳密には違うがボカロみたいなもの。重音テトなんかが有名。
作詞・作曲・編曲はまだ経験なし、興味はあるためいつかやってみたい。あまりに稚拙なのは自分が納得できなそうで手を出しづらい。それなりにクオリティ高めるなら学習コストは高いし膨大な時間が必要。
替え歌やカバー曲の打ち込みをしてMAD動画の音源にした。最近はSynthVがすごいので、それで何かやりたい感じもある。
使ったツール
UTAU
Audacity
作った動画タイトル(古い順)
マダツボミの塔を歌わせてみた【デフォ子】
ドアジャンヌが倒せない
零夜で「ドーナツホール」
【MMD/UTAUカバー】マルコスでロスタイムメモリー【波音リツキレ】
補足
ただベタ打ちした最初の状態だとケロケロしているため、普通は調声を行う。これが本当に大変。いろいろな記事や動画を参考にした。職人は本当にすごい。
打ち込むといっても、楽譜やustファイルがなければ自分の耳に頼るしかない。当然、ハモリなども楽譜がなければ耳コピであり、これが実は大変。きれいな和音でハモリを入れてない曲だととくに。ロスメモはそうだった。なぜきれいなハモリじゃないはずなのにかっこよく聞こえるのか不思議。結局耳コピは失敗したけどそれっぽくあれば何でもいいやという精神で乗り切った。
なぜMAD動画につけるのをオリジナル音源や他人の歌ってみた音源にしなかったかというと、著作権絡みの問題が面倒だったから(実際にはそのくらい暗黙に許されがちであるが)。歌ってみた動画やUTAUカバーを投稿するネット文化があるので、それに倣った。
歌わせ方と調声方法を調べるときに、キーワードを知らないと調べ方が難しい。がなり声とか、エッジボイスとか。
ロスメモの打ち込み途中音源の動画がTwitterに残っていた。いくらでも手の加えようがあるので終わりのない作業。
アプリ
Webアプリ
使ったツール
VSCode(テキストエディタ)
GitHub(ソースコード公開)
SourceTree(バージョン管理)
作ったもの
コンパス ガチャシミュレータ(更新停止中)他
Elevenのハンバーガー屋さん攻略
備考
仕事は一応 ITエンジニアだが、それにしてはコーディングスキルがない。
言語はJavaScript。ブラウザで動作するのでPCでもスマホでも簡単に使える。開発もテキストエディタだけでできるから簡単。
動けばいいの精神で作ったため、設計なんてしてないし可読性なんてもってのほか。
コンパスガチャシミュレータはシミュレーションしたくて自作したのが最初だったが、更新作業が別に楽しくなかったのと、有志が作った上位互換シミュレータを見つけたので安心して更新を停止した。
今はChatGPTがコードを書いてくれる時代になったので、これからはコーディングはAIに任せて、書かれたコードが本当に期待通りに動いてるかのチェックに時間をかけたほうが良いかもしれない。
小説
二次創作SS
ブラサバというゲームの素晴らしい二次創作に感化されて、自分でもSSを書いてみることにした。
使ったツール
サクラエディタ(テキストエディタ)
ChatGPT
作ったものタイトル
偽りの王冠 (BS/ER 二次創作SS)
補足
文章を書くということがいかに大変かよくわかった。本職の人はすごい。よほど書きたいネタがない限り多分もうやらない。
頭の中にあるシーンをわかりやすくテンポよく文字で説明することが単純に難しい。他にも構成として抜け漏れがないか、くどい部分がないか、違和感のある部分をどう直せばよいか、など悩みは尽きなかった。表現力の問題もある。
中学時代に国語の授業で習ったことを思い出した。五感に訴える表現をするとか、一人称だけでなく三人称で書いてみるとか。特に小説の書き方を調べたりはしなかった。
ChatGPTに添削を投げると、言い換えや句読点の付け直しなどしてもらえて最初は感動した。が、いろいろと情報は抜け落ちるし書き方も良いとは思えなかったので丸投げはできなかった。結局あまり書きたい感じにならなかったので表現の言い換えを参考にするに留めた。もっと小説に特化した生成AIならもう少し良いかもしれない。
作品タイトルはChatGPTに候補を挙げてもらってその中から決めた。初期案では「チェスクイーンと連続殺人鬼」だったが、そこから連想されるタイトルを30個挙げてください、みたいな指示をした。こういうアイデア出しみたいなのにはChatGPTが本当に役立つ。
まとめ
色々とチャレンジしてきたが、一度体験してみると作り手に対する解像度とリスペクトが高まる。
上に挙げたものはネタができたらまた作りたいし、まだ作ったことないジャンルにも今後挑戦してみたい。