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住宅の「性能」と「意匠」

工務店勤務の頃から「OMソーラー」の住宅に携わり、独立してからも「そよ風」を導入した住宅を設計してきて、環境と共生する住宅づくりを意識してきました。

事務所の経営理念にも…

「自然と寄り添う暮らし」をデザインする…

人々が暮らすには必ず破壊行為が伴います。建築はその最たるものかも知れません。しかし循環と共生を考慮した建築は破壊するだけでなく、自然の一部として役割を果たすことが可能だと考えております。
また自然の力を上手に活かした建築をつくることで、その恩恵に感謝し、自然と寄り添う暮らしができると思います。

を掲げて設計しております。

動画にもあるように2025年から住宅性能に関する法改正もあり、これからの住宅設計において、断熱・気密の性能は不可欠なものとなるのは当然の流れのような気がします。

動画中で伊礼智さんが…

「性能と意匠は両立できる」

「やっぱり建築家が人の命を守るとか持続可能な環境に率先して関わっていった上で自分の表現とかをやるべきだと思いますね」

と仰っていました。

注目をあびるために奇抜な意匠を優先しがちな建築家業界において、こういう視点…意識はこれからは必須になってくるのは必然だと思います。幸いに私は「OMソーラー」「そよ風」の設計からパッシブな設計を意識することを学び、経験してきました。
今後はよりいっそうそういう視点を意識して、性能と意匠の両方で「居心地のいい」住宅設計を追求していきたいと思います。

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