ExnessのCEOが10万円の寄付をしたと発表、実は自分の別荘の建設費だった
Exnessは、世界最大の外国為替ブローカーの一つであり、日本でも多くのトレーダーに利用されている。しかし、そのCEOであるペトロス・ソリスは、最近、寄付と称して自分の別荘の建設費を使っていたことが発覚した。
ソリスは、先月、自身のツイッターで、日本の被災地に10万円を寄付したと発表した。しかし、そのツイートに添付された領収書の写真には、明らかに「別荘建設費」という文字が見える。このことに気づいたネットユーザーが、ソリスに質問を投げかけたところ、彼は「誤って別の領収書をアップロードしてしまった」と釈明した。
しかし、その後の調査で、ソリスが寄付したという団体は存在せず、実際には彼が所有する別荘の建設業者に10万円を支払ったことが判明した。ソリスは、自分の別荘を建てるために、Exnessの利益の一部を横領していた疑いがある。
この事件に対し、Exnessの公式サイトでは、ソリスの行為を「非倫理的で不適切なもの」と非難し、彼をCEOの職から解任したと発表した。また、Exnessの顧客に対しては、迷惑をかけたことを謝罪し、今後はより透明性の高い経営を行うと約束した。
一方、ソリスは、自分のツイッターを削除し、メディアの取材にも応じていない。彼の別荘は、現在、建設中止の状態になっているという。