個々が活きたオレンジダービー(vs大宮アルディージャ)

2.26(SAT)明治安田生命J2リーグ 第2節 
大宮アルディージャvsアルビレックス新潟(NACK5スタジアム大宮)
2-2 引き分け

仲間との再会

今回の試合では我々アルビサポにとって欠かせないポイントが一つあった。それは大宮の新10番、河田篤秀だ。17-18シーズンにともに戦った河田は新潟にとって欠かせない戦力だった。そんな河田がエースナンバー10番を背負って立ち向かってくるほど脅威になるものはない。そしてその脅威は実際に新潟を苦しめた。開始早々に河田のゴールで先制、後半には追加点となる2点目、それに加えて新潟が支配していたこともありチャンスはほとんどカウンターのみ。そんななかで毎回全線で起点になっていたのが河田篤秀だった。この試合での河田の活躍を全力で称えるべきだ。

目立つミスと欠けたピース

今回の試合は良くも悪くも新潟のプレーが試合を左右した。
失点シーンにもあったようにCBの2人の出来が悪かった。これは今に始まったことではなく昨年でもシーズンを通して舞行龍と千葉のミスが目立っていた。彼らの攻守に渡るセンスは経験の量からも抜けているものがある。だがその反面衰えもハッキリとしてきている。舞行龍はパス制度、千葉はスピード感のあるダイレクトプレー、そして共通してスピードに乗られた時の対処法。年齢の衰えはどうすることもできない、今後フレッシュな選手が名乗り出てくることを祈ろう。
そしてもう一つ、各ポジション争いでの明確な優劣がある、試合をうまくコントロールできなかった原因はここにある。簡潔に言うと、右SBの藤原,アンカーの高,右WGの三戸,CF鈴木孝司の不動のメンツが不可欠である。
カウンター時に喰い付きはするが剝がされてしまう島田、前線の高い位置で時間を作れない谷口、そして幅を使った攻撃ができない長谷川と代役イッペイ、特に右サイドからの展開に期待できなかったしそもそも機会がなかった、自ら消していた。幅の取れて時間を作れる三戸とインナーラップとオーバーラップを臨機応変に行える藤原この2人であればより多くのチャンスを演出してくれるだろう。

輝きを放った10番

この試合我々は確実に本間至恩に救われた。前節から垣間見えていたチャンスメイク力と覚醒したパスセンス、今シーズンもこの若きエースにはお世話になりそうだ。そして至恩と似たプレースタイルの持ち主三戸舜介にも今後も注目していこう。

次節の注目ポイント

・本間&堀米、三戸&藤原のサイド攻撃
・高木善朗のチャンスメイク
・矢村健のゴール(姿勢と貢献)

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